「嫌われる勇気」と私たち
実は、私は「自己啓発本」というものが、安っぽいノウハウ本みたいに感じられて好きになれないんです。 しかしこの本は、著者がギリシャ哲学を研究する哲学者であるせいか、深くてとてもためになりました。 それにプラトンが書いたソク […]
実は、私は「自己啓発本」というものが、安っぽいノウハウ本みたいに感じられて好きになれないんです。 しかしこの本は、著者がギリシャ哲学を研究する哲学者であるせいか、深くてとてもためになりました。 それにプラトンが書いたソク […]
当資料は、2021年1月20日、スマイルアップ合資会社主催のオンラインによる「情報戦略会議vol9 リスクを少なくする経営」において、私が講演した内容に一部追加し、文章にまとめたものです。 (自己紹介) 1953年、宮城 […]
私が名著と思うのは内山節(たかし)『戦争という仕事』です。 私たちはほとんどの時間を「仕事」に費やしています。 その本質について考えさせられる本です。 経済学の祖とよばれる偉人たちは、実はとても「人間的な眼差し」を持って […]
久しぶりにすばらしい本と出会えました!それは「会計の世界史」(田中靖浩著 日本経済新聞出版)です。とにかく読みやすくておもしろいです。 出会いのきっかけはNHKラジオをスマホで聴ける「らじる★ […]
究極の効率社会と思っていたアリの世界。ところがその7割は休んでいて、1割は一生働かないというんです!さらに読んでいくと、逆にそれがもっとも効率のよい社会だというんです。 『働かないアリに意義がある』という本を読みました […]
この漫画は、すぐれた科学者であり文学者であった寺田寅彦の随筆から引用したものです。 私はじめ多くのブンカケイ頭の方々に希望を感じさせる言葉であります。 この話は『日本の作家名表現辞典』に載っておりました。 →「頭は悪くな […]
先週はお彼岸の墓参り、数日前は義理の叔父の納骨がありました。 葬儀やお墓について、考えは人それぞれでしょうが、私個人はとても愛おしいものだと思っています。 お彼岸の時、お墓参りを疑問に思う孫にこんな話をしました。 「過去 […]
人の心には「お悩み専用のコップ」があるんだなと思えてきました。 そのコップには常になんらかのお悩みが入っていて、決して空になることはないんです。 ショーペンハウエル『幸福について(筆のすさびと落ち穂拾い)』より ある人の […]
今67歳の私ですが、年年人付き合いが減ってきて、友人と呼べるのは10人に満たなくなりました。 酒飲みしなくなったからかな〜。でも「それで十分ですよ」と、茨木のり子さんの詩が諭してくれました。 この詩は彼女が四十五歳頃の作 […]
コロナ津波の第二波がもうやってきたようです。。。。ですから、コロナ自粛モードの仕事スタイルは今後も継続していくことになるでしょう。 それは、今後の仕事や社会のコンセプトをも大きく変えていくことになるでしょう。いったいどん […]
とても不思議なことに思えますが、以前はパソコンもスマホもインターネットもないのに仕事がきちんとできていたのです。今でも、生産、営業部門では、ITにあまり依存せずに仕事ができている会社は多いと思います。その「現場力のおかげ […]
情報とはまるで「風」のようです。今顔にあたった風しか爽やかに感じられない。さっき吹いた風はもう過ぎたもの、価値のないものになっていきます。facebookだtwitterだブログだと、ネット上の新しいツールで風はみんなの […]
バックナンバーはこちらでご覧ください。→勉強中だよ!レッツくん 第1シーズン第1話から100話までを収録した書籍版「勉強中だよ!レッツくん」がレッツショップで購入可能になりました。ご興味ある方はどうぞ!→レ […]
今をときめく世界的企業にも試行錯誤の時代がありました。何回かのシリーズで、今や知る人も少ない偉大な先人の数々の独走的独創を私の独断選考により紹介していきたいと思います。 この記事を読んで、先人の恐れを知らぬ果敢な発明のエ […]
フリーランスをめざす人が増えてきたのは個人的に喜ばしいことだと思っています。自分の仕事と生活を重ねあわせ、無理をしない生き方を選択するのは望ましいことだと思います。 しかし、どうも自分の狭い専門知識や技術だけで何とかなる […]
「あいつは運が良かっただけさ」という言葉をよく聞きます。私の経験上、そう語る人は一生その言葉を吐き続けるようです。(本当は俺だって。。。)というジコチュウ頭なんでしょうね。そんな人はそもそもケチだし誰も寄ってこない。人生 […]
もう7年も前の話です。会社にある方がお見えになりました。協業の模索みたいな話になったんですが、「川嶋さんの人生の目的は何ですか?」と問われ、ハッ!としました。 いらした方は、埼玉県で経営コンサルタントの会社を主宰してい […]
ゲーテは自分だけで生み出す独創はありえないと語りました。それではいったい「独創性」とは何をいうのでしょうか? 「ゲーテの深い言葉」第8話を書きました。 「独創」とは、今までになかったものや価値を、独力で生み出すことと思っ […]
「標準で作業をする職場」になぜしなければいけないのか? その本当の理由は「効率」ではありません。 「ミスを人のせいにしない」ためです。 「5S」の最後「躾(しつけ)」とは、「標準で仕事をする職場」にすることを意味していま […]
愛知県に、世界最小のプラスチック歯車の金型で毎年記録を更新している会社があります。 そこの社長さんがかつて話していました。 「企業がしてはだめな競争と、企業がすべき競争がある。 してはだめな競争とは『売上』『シェア』『品 […]
偶然通りかかった古本屋さんで買った本『ゴータマ・ブッダ(釈尊の生涯)』を読んでいます。 堅い本なのにお釈迦さまの人柄が生き生きと浮かび上がってきます。 そのわけは著者中村元(はじめ)氏のお人柄にありました。 小さい頃から […]
若者のカラオケを聞くとまるで金星人と遭遇したような気分になります。 「歌も言葉も世につれ」だから違和感を感じるのは年寄りの証拠? 耳が慣れるのを待つしかないんでしょうね~。 さて、巷には「ら抜き言葉」が氾濫してきました。 […]
水木しげるさんの奥様布枝さんは「ゲーテの言葉はとても健康的だと思いました。」と語っています。 詩人ゲーテは政治や経済に余儀なく関わらざるをえませんでしたが、逆にそのことが彼の言葉や作品の大きさ、深さ、調和に寄与したのでは […]
オヤジはこれだけあれば大満足。 それは「蕎麦」に「鮨」に「時代劇」。 時代劇といえばチャンバラですが、実はほとんどなかったという嘘みたいな話です。 テレビのBSでは毎日時代劇のリバイバル放送中です。 時代劇の華といえば、 […]
挑戦、情熱、前向き・・・これらの言葉に否定的な人はほとんどいません。 でもちょっと待てよ。。。というお話しです。 冒頭のポジティブな言葉はすべて生命活動を昂進させるものです。 それゆえ、学問、仕事、芸術、スポーツつまり人 […]
人類文明の進化のごとく、ビジネスも狩猟型から農耕型へとスタイルを変えていかないと絶滅の危険が増してくることでしょう。現代における「ストックビジネス」は農耕型ビジネスの代表ですが、継続はけっこう難しい。。。 実は私も同じ経 […]
内山節(たかし)さんの本に書いてあったことを漫画にしました。 武士が文士でもあったとは洒落てますね~♪ 人間の価値というのは、どうやら二種類あるようです。 「経済価値」と「存在価値」です。(独断ですが) 性能が高い人は経 […]