Category: おもしろいこと

地方創生「コンビニ・ルネサンス」
[ 0 ] 2024年11月7日

地方創生「コンビニ・ルネサンス」

地方の小さな町に住む私も女房も今や70を過ぎ、何かと生活の不便と不安が日々増える一方です。そんななか「ほ~~!」とほほ笑む話に出会いました。 先日のニュースで知ったのですが、ローソンが今後新規出店の約1割を過疎地に出す計 […]

江合川の決戦
[ 0 ] 2024年10月25日

江合川の決戦

 東京オリンピック(1964)の一年前、私が小学四年生の頃だった。あの頃は力の強い奴がヒーローだった。それに統率力と遊び頭もそなえた奴がガキ大将になれたのだ。ガキ大将は時々自分の力を皆に示しておく必要があった。仲間うちで […]

美食のギャラリー
[ 0 ] 2024年4月21日

美食のギャラリー

絵画は歴史の証人でもあります。 それは古い時代の庶民生活についても一目瞭然にしてくれます。 昔も今も変わらぬ「命をつなぐこと」それは食事です。 ここしばらく『美食のギャラリー』という本を、夜な夜な寝床で数ページづつ読んで […]

SF画廊「日ざしを浴びる人々」
[ 0 ] 2024年1月17日

SF画廊「日ざしを浴びる人々」

映画「オッペンハイマー」が話題のようです。彼とロスアラモスにちなんだショートSFをどうぞ。 エドワード・ホッパー「日ざしを浴びる人々」(1960) (日ざしを浴びる人々) 1944年の秋、画家エドワード・ホッパーは、ネバ […]

幸せのタイミング
[ 0 ] 2023年12月2日

幸せのタイミング

何ごとにも旬があり。年末年始は笑って楽しく過ごさないと損ですよね〜。 ノボノボ童話集 幸せのタイミング  彼の葬式が済んだ後、  親しかった友人たちは、だれもがこう語った。  「彼ほど幸運な奴はいなかった。  けれど、彼 […]

ノボノボ童話集「無敵の鎧」
[ 0 ] 2023年8月22日

ノボノボ童話集「無敵の鎧」

ノボノボ童話集 無敵の鎧 神様は彼に「無敵の鎧」を与えた。 それはどんな攻撃にも耐えられる鎧(よろい)。 しかし一回使うたびに一年寿命が縮まるという。 当たり前だが、彼はよほどのことでない限りその鎧を使うことはなかった […]

隠れた名著!「失敗図鑑」
[ 0 ] 2023年8月13日

隠れた名著!「失敗図鑑」

数日前、父の七回忌をしました。 高校2年生の孫、同い年の姪っ子の長女、中学2年生の孫娘、中学1年生の姪っ子の次女も集まりました。 食事の席で「将来何になりたいの?」「進みたい学校は?」などの話が出ました。 しかし、大人の […]

笑いのお風呂
[ 0 ] 2023年6月10日

笑いのお風呂

(北斎漫画より) 我が家の台所のシンク、ゴボゴボ症候群が止まりません。 (なんかこの音どこかで聞き覚えがあるよな~) (思い出した、近所の町営温泉の露天風呂だ) そのとき一緒に入っていた親子のほほえましい会話を思い出しま […]

ストーブ売り場で
[ 0 ] 2022年12月22日

ストーブ売り場で

『詩集ノボノボ』より ストーブ売り場で ボーナスは たぶんまだのはずなのに 郊外の電機屋さんは 人でいっぱい どういうわけか店内は ボーナスに関係なさそうな おっちゃん、おばちゃんが大半だ ・・・・・・・・ ストーブ売り […]

あだ名の思い出
[ 0 ] 2022年12月3日

あだ名の思い出

先月、歯医者さんで高校時代の恩師と会いました。生物部の顧問でとってもお世話になった先生です。87歳になったと聞いてびっくり!どう見ても70代にしか見えなかったんです。 待合室で30分以上も五十数年前の思い出話です。さすが […]

ノボノボ童話集「夢を描く画家」
[ 0 ] 2022年11月20日

ノボノボ童話集「夢を描く画家」

私は一枚の良い絵は何百冊もの本に値すると感じています。絵は人の直感に働きかけ、すべてを一瞬にして理解させる力を持つ芸術だとずっと思ってきました。 その究極は「曼荼羅」ですね。これは全宇宙を顕しているわけですから、存在する […]

苦笑い「未来戯画集」
[ 0 ] 2022年10月28日

苦笑い「未来戯画集」

SF好きのK氏はこのところ毎晩変な夢を見るようになった。その夢はすべて未来の日常光景。おかしすぎて夢を見ながら笑ってしまう。それで夜中に目を覚ましてしまうことがある。せっかくだからと、K氏は夢を記録しておくことにした。 […]

ノボノボ童話集「沈黙は金」
[ 0 ] 2022年10月19日

ノボノボ童話集「沈黙は金」

エンデの『モモ』より。 <モモにできたのは、ただじっと相手の話に耳を傾けることなのである。意見を述べたり、質問をしたりしなくても、相手が「どこにそんなものがひそんでいたかとおどろくような考え」が浮かぶし、生きる気力をなく […]

あだ名のうらみ
[ 0 ] 2022年8月13日

あだ名のうらみ

名前もあだ名も一生ものですね。あだ名付けが得意だった私の少々苦い思い出です。 (もう9年前、高校還暦同期会の二次会。先生がヤバイ思い出話を語る) あだ名のうらみ どんな人にも何かしら得意技がある。私の得意技は似ているもの […]

馬鹿、アホ、まぬけ
[ 0 ] 2022年5月21日

馬鹿、アホ、まぬけ

けんか売ってるんじゃないんです。この三つ、ニュアンスが微妙にちがうので、その考察をしてみたいなと思いまして・・・。 高校生の頃、私は生物部でミツバチの研究をしていました。同じ部にいた同級生の弟もその部に入りました。私が三 […]

SF画廊「ガス・ステーション」
[ 0 ] 2022年5月6日

SF画廊「ガス・ステーション」

エドワード・ホッパー「ガス・ステーション」(1940)   (夕暮れの店じまい) 夕方5時、この季節だとあと一時間もすれば日が暮れる。マシューは家業である給油所の店じまいをしている。   ホースに残っ […]

久しぶりのプール
[ 0 ] 2022年4月15日

久しぶりのプール

久しぶりにプールに行ってきました。 1997年にできたこのプール、今年でもう25年か~~。 出来た頃から来ている人も見かけるな~。 その頃の受付嬢?だってまだいるんだよね~。 災害は忘れた頃にやってくる(寺田寅彦)、 プ […]

ショートSF「宇宙の雪おんな」
[ 0 ] 2021年12月8日

ショートSF「宇宙の雪おんな」

ノボ・ショートSFより (小泉八雲著「雪おんな」翻案) 宇宙の雪おんな ゼータ第二星系のテーラという惑星に、モースとヤーコブという二人の航宙士がいた。ヤーコブは200才を超えた老人であった。モースはまだ42才という若者で […]

お笑い「一病息災の秘密」
[ 0 ] 2021年11月14日

お笑い「一病息災の秘密」

55年ぶりに星新一の『妄想銀行』を読み直しました。 珠玉のショートショートはまったく古さを感じさせません。 その中に「これが一病息災ってもんの秘密だったんだ!」と勝手に解釈、納得した作品がありました。 それは「半人前」と […]

恥ずかしい「きもだめし」
[ 0 ] 2021年8月13日

恥ずかしい「きもだめし」

あんなに猛暑だったのに、あれよあれよという間に、梅雨時のようなお盆になってしまいました。。。 ・・・・・・・・ さて、私の夏休みの思い出(昭和30年代)といえば、「盆踊り」と「きもだめし」。 もうないのかな~~?(コロナ […]

「おばちゃん」対「おんちゃん」
[ 0 ] 2021年7月25日

「おばちゃん」対「おんちゃん」

まるでご当地キャラのような「愛らしさ」と「ぼけ具合」を併せ持った「おばちゃん」と「おんちゃん」の生態学です。 自分自身もその一人ではありますが。 「いつか来る、きっと来る」 そう、「おばちゃん」「おんちゃん」化は、だれも […]

働かないアリに意義がある
[ 0 ] 2021年6月16日

働かないアリに意義がある

究極の効率社会と思っていたアリの世界。ところがその7割は休んでいて、1割は一生働かないというんです!さらに読んでいくと、逆にそれがもっとも効率のよい社会だというんです。  『働かないアリに意義がある』という本を読みました […]

ガキ大将の失敗
[ 0 ] 2021年6月5日

ガキ大将の失敗

ガキ大将の失敗   私が遊んでもらったガキ大将は三人いる。そのうちもっとも危険な遊びをしたガキ大将は四歳年上の「ノブオちゃん」という。私と同じ名前で紛らわしいが、「オ」の漢字が一字違うだけなのに片や大将、片や二 […]

ふと思い出す物語
[ 0 ] 2021年5月22日

ふと思い出す物語

ずいぶん前に読んだ本で、なぜかふと思い出す作品があります。 そのいくつかはとってもマイナーな短編です。 (数年前、古本屋で買ったロビンソンクルーソー) 思い出すまま書いてみます。 一種の「自分探検記」なのかな~。 ・・・ […]

SF画廊「ニューヨークの映画館」
[ 0 ] 2021年4月19日

SF画廊「ニューヨークの映画館」

エドワード・ホッパー「ニューヨークの映画館」(1939)    (ニューヨーク・ムービー) 濃紺に赤いストライプがきいた粋な制服を着たケイトは、上映が始まり仕事が一段落したところだ。階段そばのロビーで、右手を頬 […]

ノボノボ童話集「サンタの過去」
[ 0 ] 2020年12月17日

ノボノボ童話集「サンタの過去」

ノボノボ童話集 サンタの過去 サンタクロースには多くの伝説がある。 この話はその一つだ。 現代にまでつながるクリスマスの愛すべき慣習は、彼の暗い過去があってこそだった、というのだ。 ・・・・・・・・ 実は、サンタは昔泥棒 […]

風呂敷のいわれ
[ 0 ] 2020年8月8日

風呂敷のいわれ

お風呂に敷いたから風呂敷なんだそうです。へ〜〜〜、そのまんまじゃありませんか! 風呂敷は日本文化を代表するツールです。 「お風呂に敷いたから風呂敷」とは、そのものズバリでかえってびっくりします。 お風呂に敷いたから風呂敷 […]