Category: 美しいこと

伊丹万作「顔の美について」
[ 0 ] 2023年12月18日

伊丹万作「顔の美について」

 伊丹十三の父上で映画監督であった伊丹万作の随筆を青空文庫でふらっと立ち読みしました。視点も口調も父子そっくりですな〜。  近ごろばかな人間が手術をして一重まぶたから二重まぶたに転向する例があるが、もつたいない話である。 […]

夏目漱石の永遠の恋人
[ 0 ] 2023年3月1日

夏目漱石の永遠の恋人

「Audible」で夏目漱石の『千鳥』の朗読を聞きました。この小品には漱石の純愛(の思い出)がさりげなく語られています。 7,8年前のNHKのドラマ「夏目漱石の妻」ではそのモデルを大塚楠緒子であるとし、壇蜜さんが演じてい […]

世界は一冊の本
[ 0 ] 2022年8月26日

世界は一冊の本

本を読むことだけが「読書」じゃないよ、世界が一冊の本なのだから。 この詩を読んで納得した後、ハッと気づかされます。 何も見ていなかった自分というものに。 「童話屋」という出版社の『ポケット詩集』、この本の帯にもいい詩がの […]

煙のにおい、海辺のにおい
[ 0 ] 2022年4月27日

煙のにおい、海辺のにおい

記憶をよびさます力がもっともすぐれているもの、それは「嗅覚」です。その不思議と感動を、レイチェル・カーソンは『センス・オブ・ワンダー』でこんなふうに語っています。  視覚だけでなく、その他の感覚も発見とよろこびへ通づる道 […]

茨木のり子「さくら」
[ 0 ] 2021年4月9日

茨木のり子「さくら」

茨木のり子さんの詩です。「あでやかとも妖しとも不気味とも」、さくらは実に奥深き花です。。。 南から北へ巡業を続ける「さくら一座」、東北にやってきました! 茨木のり子『おんなのことば』より さくら 今年も生きて さくらを見 […]

中川一政「向田さんのこと」
[ 0 ] 2020年12月3日

中川一政「向田さんのこと」

図書館で「中川一政全文集」をめくっていたら「向田さんのこと」という一編を見つけました。 淡々とした文章であればこそかえって向田さんの面影が偲ばれます。 それとともに故人を偲ぶ一政の思い、すーっと冷たい風が体を吹き抜けるよ […]

古い記事から「いい話」
[ 0 ] 2020年3月10日

古い記事から「いい話」

情報とはまるで「風」のようです。今顔にあたった風しか爽やかに感じられない。さっき吹いた風はもう過ぎたもの、価値のないものになっていきます。facebookだtwitterだブログだと、ネット上の新しいツールで風はみんなの […]

一番好きな詩は津軽弁
[ 0 ] 2018年4月18日

一番好きな詩は津軽弁

35年前に出会った津軽弁で書かれた一篇の詩。 この詩を読むたびに目頭が熱くなり心が洗われるのでした。 20代の頃、私は「津軽弁フリーク」でした。 津軽弁、特に女性のそれは音楽のような響きで私を魅了したのです。 母国語に似 […]

「かないくん」という絵本
[ 0 ] 2016年11月25日

「かないくん」という絵本

谷川俊太郎:作 松本大洋:絵 「ほぼにちの絵本」:出版の「かないくん」は名作です。 心が震えます。 『詩集ノボノボ』より 「かないくん」という絵本  一冊の本が一週間前に届いた  「かないくん」という絵本だ  こんなにも […]

勇気をもらった絵
[ 0 ] 2016年9月20日

勇気をもらった絵

東京に生まれ岩手県盛岡市で育った『松本竣介』は、私がとりわけ大好きな画家の一人です。 私の地元宮城県美術館所蔵の『画家の像』を見るたびに、自分自身の30代前半、「暮らし」と「身体」がとても苦しかった時期を思い出します。 […]

合気道とは愛である
[ 0 ] 2016年2月16日

合気道とは愛である

先日、内田樹(たつる)さんの本が押し入れから出てきたので読み返してみました。 彼は合気道の師範でもあります。 以前読んだことがある、合気道の開祖植芝盛平のことばを思いだしました。 開祖植芝盛平の文章を再読して、私はたまげ […]

中川一政 剛毅木訥
[ 0 ] 2015年12月9日

中川一政 剛毅木訥

中川一政は私がとても好きな画家です。 (こう書くとあの世から叱られそうな気が・・・) わが宮城県ともけっこうゆかりがある画家です。 戦争中宮城県宮床村(現:大和町)に疎開していたり、郷土の閨秀歌人「原阿佐緒」の息子と彼の […]

モンゴルの笑顔
[ 0 ] 2014年7月29日

モンゴルの笑顔

お久しぶりです。 7月22日から27日までモンゴルに行ってきました。 遊牧民の人たちとも交流してきました。 そこで撮った写真を送ります。 モンゴル平原の白い雲。 子供の笑顔です。 2014年7月28日たかはし のりひこ

一行の詩と一葉の写真
[ 0 ] 2013年6月21日

一行の詩と一葉の写真

「余白は語る」でしょうか。右頁には詩の一行だけ、左頁には一葉の写真だけ。抑制した構成が深い感動を与えてくれます。  『生きる』という詩画集(ナナロク社)にとても心を動かされました。 谷川俊太郎さんの詩「生きる」と、松本美 […]

古代文字書の迫力
[ 0 ] 2013年3月15日

古代文字書の迫力

3月9日の土曜日は出不精の私が、これまた出不精の友人一名とそうでないもう一名の三人組で、「ああ上野駅」へお上りをしてきました。FB親友が出展している古代文字書芸術展「亀甲展」見学に行ったのです。 やはり「リアル」はすばら […]

いのち弾ける!
[ 0 ] 2012年11月28日

いのち弾ける!

雨降りの日曜日、私が好きな画家の一人中川一政の画文集「いのち弾ける!」を開いてみました。骨太な彼の絵、そして朴訥だが魂にひびく言葉。世の中なべて効率病に冒されている現代、わたしたちの言葉や行為の原点とは一体何なのだろうか […]

岸辺のふたり(動画)
[ 0 ] 2012年1月23日

岸辺のふたり(動画)

 このオランダのアニメを映画館で観てからもう7~8年たつでしょうか?たった8分間の作品でしたが、とても感動して、その後DVDを10枚くらい買って、娘たちや親しい友人たちにプレゼントしたものです。

ゴリの「レトロの住む家」
[ 2 ] 2011年2月25日

ゴリの「レトロの住む家」

ちょり~す、ゴリで~す。 「トトロの住む家」と街づくりに刺激されたよ。なにせおいらにとって手塚治虫は神様で宮崎駿は仏様みたいな存在だからね。で、「トトロの住む家」ってのは、その宮崎駿さんが東京の山の手に今も残るレトロな「 […]

思い出つまった水彩画
[ 7 ] 2011年2月16日

思い出つまった水彩画

タモツの「山は猫」 佐々木保さんから便りが届きました。 ノボ村長殿 タモツです。 今回送った画像は古川の人なら見れば誰でも知っている。 そうです、長者原からの化女沼を描いた水彩画です。 埼玉の我が家で毎日眺めてますよ。

つみきのいえ
[ 0 ] 2010年12月10日

つみきのいえ

おいらの娘がおすすめの短編アニメを紹介します。

泉ヶ岳の夕焼け
[ 1 ] 2010年12月10日

泉ヶ岳の夕焼け

村長 殿 独創村の開設おめでとうございます。