Category: 伝えたいこと

「ゲーテとの対話」より
[ 0 ] 2016年8月31日

「ゲーテとの対話」より

ゲーテ「自分の幸福をまず築かねばならない」 「私は作家という天職に就いているが、大衆が何を求めているかとか、私が全体のためにどう役立っているかなどということを決して問題にしてこなかった。」とゲーテは語りました。 彼がめざ […]

漫画家の血と汗
[ 0 ] 2016年7月13日

漫画家の血と汗

小さい頃よく叱られました。「漫画ばっかし読んでないで勉強しなさい、本読みなさい!」と。 ですから漫画家を偉大な芸術家と思ったことはありませんでした、今までは。 しかし、NHK「ゲゲゲの女房」にはまって以来、漫画家の様々な […]

この世は巡礼である
[ 0 ] 2016年6月15日

この世は巡礼である

私が山本周五郎を読み始めたのは五十を過ぎてからです。 それまでは道徳的でまじめな作家という先入観をもっていましたが、実際にはまさにその反対、破天荒な生いたちと凄絶な作家人生を歩んだ方と知りました。 私が一番好きな彼の作品 […]

「ゲゲゲのゲーテ」より抜粋
[ 0 ] 2016年6月6日

「ゲゲゲのゲーテ」より抜粋

水木しげるさん最後の作品(対談)となった『ゲゲゲのゲーテ』を何度も読み返しました。 本書から自分にとって大事だな~と思える箴言をいくつか抜粋しました。 亡くなる一ヶ月前の対談とはびっくりしました。 対談の最後に奥様と二人 […]

臭い、匂い、香りを嗅ぐ話
[ 0 ] 2016年5月14日

臭い、匂い、香りを嗅ぐ話

絶対に消せない記憶、それは「嗅覚」による記憶だそうです。 それは嗅覚中枢と記憶を司る部位が近くにあるためだそうです。 だれでもが思い起こすのではないでしょうか、その「におい」を嗅いだ日のことを。 「プールのカルキ臭」「車 […]

真田丸の子孫、悩む。。。
[ 0 ] 2016年5月3日

真田丸の子孫、悩む。。。

大河ドラマ「真田丸」がブームです。 一昨年のある日のことを思い出しました。 ・・・・・・・・ 「この本譲ってください!」週末にある食堂で偶然出会った雑誌。 とても興味深い記事を見つけたので、思わず無茶を言いもらってきまし […]

劣等生賛歌
[ 0 ] 2016年4月22日

劣等生賛歌

久しぶりに内田樹さんのブログを開いてみました。 相変わらず「う~~む、なるほど!」と触発されるお話しばかりです。 (「奇跡のむらの物語」より) そのうちから、「半分あきらめて生きる」というブログについて紹介かたがた一緒に […]

江戸時代が長く続いたわけ
[ 0 ] 2016年4月11日

江戸時代が長く続いたわけ

江戸時代が265年もの長きにわたって続いたわけ、それは「権力」と「金」の人工的かつ絶妙なバランス・システムでした。 まがりなりにも平和を維持してきた私たちの戦後70年。 とはいっても江戸時代と比較するなら道のりはまだ四分 […]

SFが空想でなくなる日
[ 0 ] 2016年3月30日

SFが空想でなくなる日

かつて読んだ名作SFを読み返しながら、もう「SF(空想科学小説)」とは呼べない日が近づいているかもしれない。。。と思いました。 読み返しているのはこんなSFです。 オルダス・ハクスリー「すばらしい新世界」、ジョージ・オー […]

修行、貢献、創造
[ 0 ] 2016年3月21日

修行、貢献、創造

毎月一回会社のユーザー向けメルマガに「勉強中だよ!レッツくん」という四コマ漫画を連載しています。 脚本は私、絵は同級生のデザイナーゴリランジェロ氏が描いています。 楽しく学べるように、私の会社のキャラクター「レッツくん」 […]

合気道とは愛である
[ 0 ] 2016年2月16日

合気道とは愛である

先日、内田樹(たつる)さんの本が押し入れから出てきたので読み返してみました。 彼は合気道の師範でもあります。 以前読んだことがある、合気道の開祖植芝盛平のことばを思いだしました。 開祖植芝盛平の文章を再読して、私はたまげ […]

気骨ある親たち
[ 0 ] 2016年2月1日

気骨ある親たち

私の父は91歳、元気に一人暮らしをしています。 日々衰える記憶力というリソースを、なんとかやりくりしながら静かに一生懸命生きていく姿は、まるで地球に戻る「ハヤブサ」のごとくです。 とはいえ高齢ですから、私たち夫婦やヘルパ […]

「敗北を抱きしめて」より
[ 0 ] 2016年1月13日

「敗北を抱きしめて」より

1999年アメリカで出版され、ピュリッツァー賞などを受賞したジョン・ダワー著『敗北を抱きしめて』を、遅ればせながら読んでみました。 現行憲法誕生の頃、「戦後」の起源について認識を新たにしました。 戦後の世相、東京裁判、憲 […]

川を下る船たち
[ 0 ] 2016年1月6日

川を下る船たち

『川原の石ころ図鑑』なる本を買いました。 日本全国の代表的な川にある様々な石を紹介しています。 川によってこんなに石の種類が違うんだ、とあらためて身近な自然の多様性に驚いてしまいます。 『詩集ノボノボ』より 川を下る船た […]

追悼 水木しげる先生!
[ 0 ] 2015年12月15日

追悼 水木しげる先生!

百歳まで生きてほしいと思っていた水木しげる先生! 追悼の意を込めて、2011年に書いたブログを再掲します。 妖怪となって、あるいは「のんのんじい」となってまたこの世に現れてほしいものと切に思います。ボーディースバハー。 […]

中川一政 剛毅木訥
[ 0 ] 2015年12月9日

中川一政 剛毅木訥

中川一政は私がとても好きな画家です。 (こう書くとあの世から叱られそうな気が・・・) わが宮城県ともけっこうゆかりがある画家です。 戦争中宮城県宮床村(現:大和町)に疎開していたり、郷土の閨秀歌人「原阿佐緒」の息子と彼の […]

小説の舞台裏
[ 0 ] 2015年10月11日

小説の舞台裏

浅田次郎著『赤猫異聞』を読んでいます。 作者が登場人物に付けた名前から偶然小説の舞台裏を垣間見た気になりました。 小説の多くは実在の事件や歴史に着想を得て創り上げられます。 有名な事件なら、「あっ、あの事件、あの人物がモ […]

未来予想図を描こう
[ 0 ] 2015年9月13日

未来予想図を描こう

毎月一回会社のユーザー向けメルマガに「勉強中だよ!レッツくん」という四コマ漫画を連載しています。    バックナンバーはこちらでご覧ください。→勉強中だよ!レッツくん 脚本は私、絵は同級生のデザイナーゴリランジェロ氏が描 […]

詩人が政治家であった国
[ 0 ] 2015年7月2日

詩人が政治家であった国

銀行の講演会といえば、「企業成功者」「金メダリスト」「高級評論家」といったところが定番だったでしょうか。 はっきり言って私は苦手でした。 ところがある年に開かれた講演会は、講師が日本ペンクラブ会長でもある小説家浅田次郎氏 […]

実在する「争いがない社会」
[ 0 ] 2015年6月5日

実在する「争いがない社会」

アフリカはタンザニア奥地に住むハザ族は石器時代から今も変わらぬ生活を続けているそうです。 驚くことに彼らはその歴史において一度も争ったことがないのだそうです。 諸子百家に「性善説」と「性悪説」があります。 「性悪説」の人 […]

自分の決算書をつくる
[ 0 ] 2015年5月26日

自分の決算書をつくる

 「人の決算書」もあればいいだろうな~と思っています。 自分の決算書をつくる 会社は毎年決算書をつくります。 これにより、良きにつけ悪しきにつけ一旦けじめをつけて新年度のスタートをきります。 会社とは「働く人の集合体」な […]

江戸の洗濯にびっくり!
[ 0 ] 2015年5月6日

江戸の洗濯にびっくり!

思い出すな~、幼き日の冬、おふくろの手は真赤に腫れていました。 洗濯機が来た時の喜びの顔を今でも思い出します。 50年以上も前の時代、電化製品は「救世主」でした。なかでも一番感謝されたのは「洗濯機」だったと思います。 ( […]

あたまは悪くなくてはいけない。
[ 0 ] 2015年4月22日

あたまは悪くなくてはいけない。

 私はじめ多くのブンカケイ頭の方々に希望を感じさせる言葉であります。   すぐれた科学者であり文学者であった寺田寅彦の随筆から引用します。 (寺田寅彦自画像) 寺田寅彦は物理学だけでなく海洋学や地震学、音響学にいたるまで […]

昭和の弁当風景
[ 0 ] 2015年4月14日

昭和の弁当風景

 小中学校の入学式が終わりいよいよ一学期の始まりです。  私たちの頃は中学校から弁当持参になりましたが今はどうなんでしょう?  四十数年前の弁当風景を思い出しました。  鶏のからあげはクリスマスくらい、ハンバーグなんて食 […]

IT企業は地方をめざす
[ 0 ] 2015年2月2日

IT企業は地方をめざす

ソフトウェアやネットワークなどのIT産業は現代の最先端産業とみなされれています。 現在は大都会に集中していますが、これからは大きく変わることでしょう。 私が経営している会社はソフトウェアパッケージ開発・販売会社です。 2 […]

アーティストは話が長い
[ 0 ] 2015年1月13日

アーティストは話が長い

ジブリの名プロデューサー鈴木敏夫さん著『仕事道楽 新版』はもう面白すぎます! アーティストの生態を観察するファーブルやシートンのようです。 生活も、仕事も、だれでも、どこでもみな同じ。 「人生二人三脚」 妻と夫、先生と生 […]

石器時代の幸せ
[ 0 ] 2014年11月17日

石器時代の幸せ

石器時代といえば、東京大空襲を指揮しベトナム戦争では「旧石器時代に戻してやる!」と豪語したルメイ将軍の言葉を思い出します。 でも石器時代ってそんなひどい時代だったのでしょうか? 見方を少し変えれば今の時代のほうがひどい時 […]