手のひらに太陽の家

[ 0 ] 2012/02/13

思わず「この雑誌、譲っていただけませんか!」とお願いしてしまいました。一昨日の昼、最近会社の近くにできたケーキ屋喫茶店でのできごとです。その雑誌は「OUTWARD」というスポーツ用品メーカー「mont-bell(モンベル)」の広報誌でした。

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私はこのブログで、近未来はこんな社会がいいな~という想像の町を「愉快な町」というシリーズものにして時々書いています。

頭の片隅にはいつも「愉快な町」があります。ですからこのページが、パッと目に留まったんでしょう。

そこにはなんと、わが宮城県大崎市の隣町「登米市登米(とめしとよま)」に震災復興支援として、「mont-bell(モンベル)」がユニークな施設をユニークな方法で建設することにした、という記事がのっていました。私には、未来につながる「新たな共生」のヒントのように思えました。

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スポーツ用品メーカー「mont-bell(モンベル)」は「アウトドア義援隊」というボランティア組織をつくって、復興支援にずっと尽力してくれていたこともこの雑誌で知りました。

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昨年末、新たな復興支援として、この「手のひらに太陽の家」プロジェクトを立ち上げたようです。

(スポーツマンとか芸能人、芸術家というのは心が温かいばかりでなく、実にすばらしい実行力を持っている方々だと驚嘆します。そして我が身を振り返り、情けなく思う日々であります。。。)

実行する人たちはきっと、心に熱い太陽を持っているに違いありません。多くの人を暖められるほど強烈なオーラとエネルギーがあるのでしょう。私も、もう少し心の温度を上げなくては!

「OUTWARD」より
「手のひらに太陽の家」プロジェクト

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モンベルは、宮城県南三陸から内陸に20キロほど入った登米市に520坪の土地を取得した。この土地に8部屋16名程度が入居できる集合住宅を建設する。

 地元の材木を使い、地元の工務店、大工さんにお願いして建てる温もりのある木造建築だ。屋根にはソーラーパネルを設置し、畷房給湯はバイオマス、間伐材を利用したウッドペレットを焚く。循環型の自然エネルギーのモデルハウスにしたいとも思う。

 北上川や栗駒山、さらにラムサール条約に登録された沼地も近くにある。自然豊かなこの立地を利用して、将来、この施設を「モンベル自然学校」として、森の幼稚園など次の世代を担う子供たちの自然体験教室として利用する。

 アウトドア義援隊の被災地支援の前進基地としてシンボル的な拠点になったこの地に、震災の体験で得た多くの教訓を後世に語り継ぎたい。野外活動から習得する知恵と、大自然の前に求められる謙虚さ、それでも一歩踏み出す勇気と、自らを信じる力、そしてその自信が、他人を思いやる優しさの大切さを教えてくれる。

 当面この施設は、NPO法人日本の森バイオマスネットワークの「手のひらに太陽の家プロジェクト」に移管して被災者のための復興住宅として運営する予定だ。

 とりわけ福島の原発事故を受けて避難させたい子供たちや、母子家族を優発して入居してもらう。年内には入居者の募集を行い、年初めには入居者を確定して3月には入居。4月の新学期から近隣の小中学校に通学できるようにしたいと考えている。

(写真上)交流会で地方の方から、お話を伺う
(写真下)登米市に取得した「モンベル自然学校」の用地

第54号 2011年12月発行
発行  株式会社モンベル
     大阪市西区新町2-2-2
発行人  辰野 勇
企画編集 広報部
      TEL.06-6531-5524
      FAX.06-6531-5536

さて、私が大きく心を動かされたのは、この施設の設計コンセプトです。

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この施設は、私たちが今後意識的に築いていかねばならない「新しい地域社会」「新たな共生」の核ともなる、「新しいシェアハウス」の原型を見せてくれます。

たまらず、昨日の午後現地に行ってきました。残念ながら今は「土工事」の段階で重機数台で作業をしていました。電話でNPO法人日本の森バイオマスネットワークの事務局に電話したところ、6月くらいに完成予定だとのことでした。

実に楽しみでありますし、私の「愉快な町」シリーズでも大いに参考にさせていただこうと思っています。

最近「ものの見方」が変わったせいか、今まで見過ごしていた「汚れた地面でキラッと光るダイヤの原石」をよく発見できるようになってきました。

「手のひらに太陽の家」プロジェクト
~持続可能な復興共生住宅モデルのご提案~ tenohira-2.pdf 直

 

投稿者:ノボ村長 エリア:キラこと 投稿日:2012.2.13

Category: キラっと輝くものやこと, 大切なこと

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