非電化工房
「月3万円ビジネス」とは、これからの時代にふさわしい、とても豊かなコンセプトなんです。それを提唱し実践されているのは有名な発明家・工学博士である藤村靖之先生です。昨日はその工房であり自宅でもある「非電化工房」を見学してきました。嬉しいショックを感じました!
その工房は那須塩原にあります。新幹線で朝出発し、午後1時半黒磯駅へ到着。迎えの車に参加者が分乗し15分、非電化工房へ到着です!
「非電化工房」→http://www.hidenka.net/jtop.htm
「月3万円ビジネス」「非電化工房」・・・いったいそれって何のこと?
私のブログで藤村先生の著作については過去4回紹介しておりますので、初めての方は、まずこちらをお読みください。
「愉しい非電化」より
発想のヒント
テクテクノロジー革命
月3万円ビジネスならできる
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良い意味でショックです!なにがって?
まず参加者は四十数名、年代は20代から70代?まで、女性6割男性4割。職業、職種さまざま。
実は、月2回ある見学会、こんなに多くの人が来るとは思っていませんでした。
それと、女性のほうが男性より多いというのもビックリです。
帰りの車の中で、同乗者にこう言ったら少しひんしゅくを買ってしまいました。
「女の人は都会で快適(?)な生活を求める人が多いと思っていたので、こんな電気やエネルギーを極力使わない生活という、ある意味逆行的なコンセプトに共感する人は少ないと思っていました」
柔らかに反論する女性のお話を聞いて、藤村先生のコンセプトは、まもなくきっと大きな潮流をなすに違いないと確信しました。
誰だったか有名な方がおっしゃっていました。女性が大きな関心を持ったとき、変化は必ず訪れるのだそうです。
暖炉の前で静かに話される先生のお話の内容はすばらしく、けっこう恥ずかしがりやの私でさえも「ウン、そうです!」「なるほど!」といった声がでっぱなしでした。
科学理論を応用したユニークな発明によって、電気がなくても便利に過ごせる数々の発明の具体化、愉しい発想、新たな価値の創出、ユニークなすばらしいビジネスモデルの提案や実践。。。
それは決して「否電化」ではないのです。ハイブリッドな思想なのです。そして新しいビジネスなのです。
ほんとうに感動的です。これなら「人は新たな希望が持てる!」
いっぱいネタを仕入れて参りました。いよいよ「ネットからリアルを生む」準備ができた感じです。
今後のブログでそれを皆さんにお見せしていきたいと思います。無理しないでやるので、たぶん小出しになるとは思いますが。
それと今、全国各地で、「非電化工房」のコンセプトに共感した人たちの間で、「月3万円ビジネス呑み会」が行われ、アイデア交換や企画連携の動きが活発化してきたようです。facebookでも交流がはじまりました。
「仕事のために私たちがある」ではなく、「私たちのために仕事がある」の時代に少しづつシフトしはじめています。
それは若者だけでなく、私たちいい歳をした経営者などにも拡がりつつあります。
参加者の中には、私と同世代の経営者の方も男女数名いらっしゃいました。
交流会ではそれらの方が、自分の活動にも会社経営にも、経済価値以外の人間的価値を組み込もうと様々な取り組みをされておられることを話されておりました。
そして、午後7時半、再会を約しつつ、6時間に及ぶ見学会と交流会は終了しました。午後10時半過ぎ、雪の古川に帰って参りました。
行って本当に良かった!
最後に新聞記事から先生のお話を。
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ノボ村長