超訳「毒舌幸福論」
意地悪爺さん哲学者ショーペンハウエルの「毒舌幸福論」です。 「他人に対する態度」について超訳してみました。 厭世?哲学者ショーペンハウエル爺さんの「幸福論(幸福について)」は「べらんめえ口調」で書くとしっくりきます。 ( […]
意地悪爺さん哲学者ショーペンハウエルの「毒舌幸福論」です。 「他人に対する態度」について超訳してみました。 厭世?哲学者ショーペンハウエル爺さんの「幸福論(幸福について)」は「べらんめえ口調」で書くとしっくりきます。 ( […]
ショートSF 守られた約束 明治の中頃、ラフカディオ・ハーンは妻小泉節子の献身的な助力を得て、日本各地に残る怪談、奇談を収集した。 彼はそれらを英語で再編集し新たな作品に仕上げたが、その後日本語に逆翻訳され日本の古典とな […]
今から二十数年前のことです。日頃の不摂生がたたったせいか、持病の股関節痛が耐えきれないほどひどくなりました。手術をすれば長期の入院を覚悟せねばならず、経営している会社のことも大いに心配です。なによりも、注射ですら怖い私に […]
『詩集ノボノボ』より 回転寿司とビリンコ 人は食べ物によって育てられる いや、身体は言うまでもないんだが 精神のほうまでそうらしい ・・・・・・・・ おっぱいの味や、はじめてのごはん さすがにこれらは記憶にないが その後 […]
最近はまっているテレビ番組があります。 それは日曜夜の「ポツンと一軒家」 山奥で自給自足している方々の、工夫にあふれたたくましき日常生活は実に感動的です。 自給自足の意味とは、「自給の生活で自己満足を得る」ことであると思 […]
茨木のり子さんのこの詩は、いにしえより変わらぬ「女性の生命賛歌」のようですね~。
『詩集ノボノボ』より ストーブ売り場で ボーナスは たぶんまだのはずなのに 郊外の電機屋さんは 人でいっぱい どういうわけか店内は ボーナスに関係なさそうな おっちゃん、おばちゃんが大半だ ・・・・・・・・ ストーブ売り […]
ウクライナ戦争をきっかけに、疑心暗鬼が一気に進みつつある世界。日本もその例外ではありません。 15年前に書き留めておいたある記事を思い出しました。 日本の未来社会を四つに分けています。さてどれがいいかな~。今やこれ以外も […]
先月、歯医者さんで高校時代の恩師と会いました。生物部の顧問でとってもお世話になった先生です。87歳になったと聞いてびっくり!どう見ても70代にしか見えなかったんです。 待合室で30分以上も五十数年前の思い出話です。さすが […]
私は一枚の良い絵は何百冊もの本に値すると感じています。絵は人の直感に働きかけ、すべてを一瞬にして理解させる力を持つ芸術だとずっと思ってきました。 その究極は「曼荼羅」ですね。これは全宇宙を顕しているわけですから、存在する […]
アメリカの中間選挙が始まりました。(主に)共和党とキリスト教原理主義との関係について、大変興味をかきたてられる昨今です。 欧米におけるプロテスタンティズムとその社会的影響について自分なりに調べてみましたが、欧米の政治や社 […]
粋な姐さんだったな〜。友達になりたかったな〜。もう江戸時代へ移住しちゃったしな〜。 日向子さん、お酒の呑み過ぎには注意してくださいね〜 日向子さんの箴言、艶言を集めた本がありまして。私はそのうち二冊持っています。 『粋に […]
SF好きのK氏はこのところ毎晩変な夢を見るようになった。その夢はすべて未来の日常光景。おかしすぎて夢を見ながら笑ってしまう。それで夜中に目を覚ましてしまうことがある。せっかくだからと、K氏は夢を記録しておくことにした。 […]
エンデの『モモ』より。 <モモにできたのは、ただじっと相手の話に耳を傾けることなのである。意見を述べたり、質問をしたりしなくても、相手が「どこにそんなものがひそんでいたかとおどろくような考え」が浮かぶし、生きる気力をなく […]
水木しげるさん最後の著書『ゲゲゲのゲーテ』にいたく感銘し、『ゲーテとの対話』(エッカーマン著)三巻を読みました。 まるで私がゲーテに直接教えてもらっているような親近感を感じます。本書で出会った「深い言葉」からひとつ抜粋し […]
最近よく耳にする「アッタマわる~~」という言葉は、差別用語みたいでとても下品に感じます。自分は頭がいいと思っているのでしょうね。 でも本当に頭がいい人は「上には上がある」ということをよく知っていますから、こんな言葉は絶対 […]
繋がっているんじゃないんです。繋がれているんです、私たち。 faceなんとかって、実に不思議なしろものです。 いったいどこでだれがどのように運営しているのか、どのようなロジックで表示されていくのか、記事はどのように保存さ […]
(種山ヶ原の春) (想定外の世界大戦) 21世紀に暮らす人類のほとんどはこう思っていた。世界大戦とは国対国、人と人とが殺し合う戦争である。過去もそうであったし今後もそのはずであると。 まさか人 […]
本を読むことだけが「読書」じゃないよ、世界が一冊の本なのだから。 この詩を読んで納得した後、ハッと気づかされます。 何も見ていなかった自分というものに。 「童話屋」という出版社の『ポケット詩集』、この本の帯にもいい詩がの […]
お盆に、農家(果樹)をしている義兄とよもやま話をしました。 義兄は「もう数年したら商売としての果樹栽培をやめ、趣味の果樹栽培に切り替えるんだ」と、楽しそうに話していました。 これって、まさに「農業」から「農」への転換です […]
名前もあだ名も一生ものですね。あだ名付けが得意だった私の少々苦い思い出です。 (もう9年前、高校還暦同期会の二次会。先生がヤバイ思い出話を語る) あだ名のうらみ どんな人にも何かしら得意技がある。私の得意技は似ているもの […]
愛情表現とされている「キス」は、もしかしたら毒見なのかもしれません。この相手はヤバイかそうでないかを知るための。(映画「スピシーズ」のごとく) アメーバなどの原始的生物から私たち人間に至るまで、「動物」として必ず備えてい […]
会社のメルマガに連載してきた四コマ漫画「勉強中だよ!レッツくん」、第21話は私の住む宮城県北部で2015年に発生した水害をもとにしたお話を書きました。 その4年後の2019年、もっと大きい水害が来ました。我が家も大変な被 […]
「経済」とは「経世済民(世を治め民を救済すること)」だそうですが、ホンマかいな?というお話です。 ・・・・・・・・ ノボ・アーカイブス ノボ辞典より Economy【経済】名 経済とは「風」である。 風が吹くとたくさんの […]
50年前に読んだ本、当時19歳の私はその本に書かれていた短い言葉が、どういうわけか心に深くささりました。最近、知り合いの女性がアメリカ大陸を千キロトレッキングするらしいという話を聞いて、その本とその言葉が蘇ってきました。 […]
水木しげるさんの『劇画ヒットラー』を読み終わりました。力作です。 「ヒットラーは希代の英雄でも狂気の独裁者でもないー水木しげるが見たヒットラーとは?」という帯のコピーのとおりでした。 最初はドイツ国民のほとんどが軽蔑して […]
「リスク」とは「危険!」、だから避けるべきものと思っていました。ところが、語源をたどるとその反対らしい。。。 リスクの語源を教えてくれた「会計の世界史」にはこう書かれています。15世紀のイタリア、レオナルド・ダ・ヴィンチ […]