ちぢんだ自転車
毎年6月頃に幼なじみの同級生が集まります。 今年は、私と仲間の(怪しい?)アジト「D-MURA」で乾杯です。 宴もたけなわの頃、またも47年前のこの話で盛り上がりました。 写真の右手前(私)、その奥、左の奥と左の奥から3 […]
毎年6月頃に幼なじみの同級生が集まります。 今年は、私と仲間の(怪しい?)アジト「D-MURA」で乾杯です。 宴もたけなわの頃、またも47年前のこの話で盛り上がりました。 写真の右手前(私)、その奥、左の奥と左の奥から3 […]
私が山本周五郎を読み始めたのは五十を過ぎてからです。 それまでは道徳的でまじめな作家という先入観をもっていましたが、実際にはまさにその反対、破天荒な生いたちと凄絶な作家人生を歩んだ方と知りました。 私が一番好きな彼の作品 […]
水木しげるさん最後の作品(対談)となった『ゲゲゲのゲーテ』を何度も読み返しました。 本書から自分にとって大事だな~と思える箴言をいくつか抜粋しました。 亡くなる一ヶ月前の対談とはびっくりしました。 対談の最後に奥様と二人 […]
以前ブログに書いた毛細血管の話を思い出しました。 「なんでもクラウド化」の今、だれもが見えない無数の蜘蛛の糸で移ろう雲につながれている。 そんなイメージをふと抱いてしまったからです。 毛細血管は血液を運搬し、クラウドは情 […]
絶対に消せない記憶、それは「嗅覚」による記憶だそうです。 それは嗅覚中枢と記憶を司る部位が近くにあるためだそうです。 だれでもが思い起こすのではないでしょうか、その「におい」を嗅いだ日のことを。 「プールのカルキ臭」「車 […]
大河ドラマ「真田丸」がブームです。 一昨年のある日のことを思い出しました。 ・・・・・・・・ 「この本譲ってください!」週末にある食堂で偶然出会った雑誌。 とても興味深い記事を見つけたので、思わず無茶を言いもらってきまし […]
久しぶりに内田樹さんのブログを開いてみました。 相変わらず「う~~む、なるほど!」と触発されるお話しばかりです。 (「奇跡のむらの物語」より) そのうちから、「半分あきらめて生きる」というブログについて紹介かたがた一緒に […]
江戸時代が265年もの長きにわたって続いたわけ、それは「権力」と「金」の人工的かつ絶妙なバランス・システムでした。 まがりなりにも平和を維持してきた私たちの戦後70年。 とはいっても江戸時代と比較するなら道のりはまだ四分 […]
かつて読んだ名作SFを読み返しながら、もう「SF(空想科学小説)」とは呼べない日が近づいているかもしれない。。。と思いました。 読み返しているのはこんなSFです。 オルダス・ハクスリー「すばらしい新世界」、ジョージ・オー […]
毎月一回会社のユーザー向けメルマガに「勉強中だよ!レッツくん」という四コマ漫画を連載しています。 脚本は私、絵は同級生のデザイナーゴリランジェロ氏が描いています。 楽しく学べるように、私の会社のキャラクター「レッツくん」 […]
トレーニングが本当に必要な人はだれか? 健康な人とか運動選手じゃありません。 ほっておくと命に関わるメタボ親父たちです。 なのに、トレーニングが必要な人はもともとトレーニングとは疎遠です。 かく言う私もトレーニングが必要 […]
先日、内田樹(たつる)さんの本が押し入れから出てきたので読み返してみました。 彼は合気道の師範でもあります。 以前読んだことがある、合気道の開祖植芝盛平のことばを思いだしました。 開祖植芝盛平の文章を再読して、私はたまげ […]
私の父は91歳、元気に一人暮らしをしています。 日々衰える記憶力というリソースを、なんとかやりくりしながら静かに一生懸命生きていく姿は、まるで地球に戻る「ハヤブサ」のごとくです。 とはいえ高齢ですから、私たち夫婦やヘルパ […]
『ソトコト』という月刊誌で知りました。 リーマン一族だけかと思っていた投資金融業界にも良心的なベンチャーがいたんです。 『ソトコト』という雑誌を購読するきっかけとなったのは、福岡伸一さんの『動的平衡』の中身というものが、 […]
1999年アメリカで出版され、ピュリッツァー賞などを受賞したジョン・ダワー著『敗北を抱きしめて』を、遅ればせながら読んでみました。 現行憲法誕生の頃、「戦後」の起源について認識を新たにしました。 戦後の世相、東京裁判、憲 […]
私の生まれた宮城県美里町小牛田の隣町に、加護坊山(かごぼうやま)という丘陵に近い小山があります。 小さい頃はこの山を「かまぼこ山」とよんでいました。 ある日、私の姉は私をからかって「かまぼこ山」には「かまぼこの木」が生え […]
百歳まで生きてほしいと思っていた水木しげる先生! 追悼の意を込めて、2011年に書いたブログを再掲します。 妖怪となって、あるいは「のんのんじい」となってまたこの世に現れてほしいものと切に思います。ボーディースバハー。 […]
中川一政は私がとても好きな画家です。 (こう書くとあの世から叱られそうな気が・・・) わが宮城県ともけっこうゆかりがある画家です。 戦争中宮城県宮床村(現:大和町)に疎開していたり、郷土の閨秀歌人「原阿佐緒」の息子と彼の […]
嗅覚は生物のもっとも原初的な感覚らしいです。 先日、洗濯物を匂いで嗅ぎ分ける孫娘にびっくりしました。 娘から9歳の孫と5歳の孫娘の面倒を見てくれと頼まれた先日、女房と選手交代のときでした。 洗濯物をたたんでいた女房がしま […]
江戸人、杉浦日向子さんは「ガロ」でデビューした漫画家だったんですね~。 しかしその後漫画を描くのをやめました。その理由は? 『杉浦日向子の食・道・楽』の後書きに、兄の写真家鈴木雅也さんがそのわけを書いていました。 なるほ […]
浅田次郎著『赤猫異聞』を読んでいます。 作者が登場人物に付けた名前から偶然小説の舞台裏を垣間見た気になりました。 小説の多くは実在の事件や歴史に着想を得て創り上げられます。 有名な事件なら、「あっ、あの事件、あの人物がモ […]
小学校の学芸会で生徒の自主性を尊重してくれた先生は偉いな~と思います。 でも、その自主性に私がついて行けなかった。。。そんな痛い思い出です。 「自主」とか「自由」は理想に思えますが「行うは難(かた)し」の代表選手かもしれ […]
毎月一回会社のユーザー向けメルマガに「勉強中だよ!レッツくん」という四コマ漫画を連載しています。 バックナンバーはこちらでご覧ください。→勉強中だよ!レッツくん 脚本は私、絵は同級生のデザイナーゴリランジェロ氏が描 […]
今から50年ぐらい前の古い映画を見ると、洋画も邦画も女優さんの体型が今と違うな~と感じさせられます。 進化論ではどのように説明されるのかな~? 杉浦日向子さんの『一日江戸人』に、お江戸の「美人列伝」がありました。 お江戸 […]
友人から借りて読んでいる漫画本の中にとてもすばらしい言葉を発見しました。 私はとても勇気づけられました。 永島慎二の『漫画家残酷物語』を読んでいます。 (貸してくれたゴリランジェロ氏が撮影) 永島慎二をカリスマのように慕 […]
銀行の講演会といえば、「企業成功者」「金メダリスト」「高級評論家」といったところが定番だったでしょうか。 はっきり言って私は苦手でした。 ところがある年に開かれた講演会は、講師が日本ペンクラブ会長でもある小説家浅田次郎氏 […]
アフリカはタンザニア奥地に住むハザ族は石器時代から今も変わらぬ生活を続けているそうです。 驚くことに彼らはその歴史において一度も争ったことがないのだそうです。 諸子百家に「性善説」と「性悪説」があります。 「性悪説」の人 […]