あたまは悪くなくてはいけない。
私はじめ多くのブンカケイ頭の方々に希望を感じさせる言葉であります。 すぐれた科学者であり文学者であった寺田寅彦の随筆から引用します。 (寺田寅彦自画像) 寺田寅彦は物理学だけでなく海洋学や地震学、音響学にいたるまで幅広い […]
私はじめ多くのブンカケイ頭の方々に希望を感じさせる言葉であります。 すぐれた科学者であり文学者であった寺田寅彦の随筆から引用します。 (寺田寅彦自画像) 寺田寅彦は物理学だけでなく海洋学や地震学、音響学にいたるまで幅広い […]
あれからまもなく6年か。 我が精神の劣化も知らぬ間に進み、電気料が増えていくこの頃です。 本気で江戸人を見習わなくては。。。 3.11のとき、プロパンガスのありがたさをつくづく感じたものです。 電気が止まっても生きられた […]
私も反省なんですが、ネットではついつい自己主張が強くなり過ぎます。 それは「良き聞き手」が目の前にいないからでは?と思えてきました。 現代における「語り合い」は、声ではなく文字の交換になりました。 若者も、年寄りも、男女 […]
「強くなければ生きていけない。優しくなければ生きている資格がない」(レイモンド・チャンドラー『プレイバック』)は、「会社人でなければ生きていけない。優しくなければ人間である資格がない」と言い換えられるかもしれません。 私 […]
東京に生まれ岩手県盛岡市で育った『松本竣介』は、私がとりわけ大好きな画家の一人です。 私の地元宮城県美術館所蔵の『画家の像』を見るたびに、自分自身の30代前半、「暮らし」と「身体」がとても苦しかった時期を思い出します。 […]
ゲーテ「自分の幸福をまず築かねばならない」 「私は作家という天職に就いているが、大衆が何を求めているかとか、私が全体のためにどう役立っているかなどということを決して問題にしてこなかった。」とゲーテは語りました。 彼がめざ […]
小さい頃よく叱られました。「漫画ばっかし読んでないで勉強しなさい、本読みなさい!」と。 ですから漫画家を偉大な芸術家と思ったことはありませんでした、今までは。 しかし、NHK「ゲゲゲの女房」にはまって以来、漫画家の様々な […]
私が山本周五郎を読み始めたのは五十を過ぎてからです。 それまでは道徳的でまじめな作家という先入観をもっていましたが、実際にはまさにその反対、破天荒な生いたちと凄絶な作家人生を歩んだ方と知りました。 私が一番好きな彼の作品 […]
水木しげるさん最後の作品(対談)となった『ゲゲゲのゲーテ』を何度も読み返しました。 本書から自分にとって大事だな~と思える箴言をいくつか抜粋しました。 亡くなる一ヶ月前の対談とはびっくりしました。 対談の最後に奥様と二人 […]
絶対に消せない記憶、それは「嗅覚」による記憶だそうです。 それは嗅覚中枢と記憶を司る部位が近くにあるためだそうです。 だれでもが思い起こすのではないでしょうか、その「におい」を嗅いだ日のことを。 「プールのカルキ臭」「車 […]
大河ドラマ「真田丸」がブームです。 一昨年のある日のことを思い出しました。 ・・・・・・・・ 「この本譲ってください!」週末にある食堂で偶然出会った雑誌。 とても興味深い記事を見つけたので、思わず無茶を言いもらってきまし […]
久しぶりに内田樹さんのブログを開いてみました。 相変わらず「う~~む、なるほど!」と触発されるお話しばかりです。 (「奇跡のむらの物語」より) そのうちから、「半分あきらめて生きる」というブログについて紹介かたがた一緒に […]
江戸時代が265年もの長きにわたって続いたわけ、それは「権力」と「金」の人工的かつ絶妙なバランス・システムでした。 まがりなりにも平和を維持してきた私たちの戦後70年。 とはいっても江戸時代と比較するなら道のりはまだ四分 […]
かつて読んだ名作SFを読み返しながら、もう「SF(空想科学小説)」とは呼べない日が近づいているかもしれない。。。と思いました。 読み返しているのはこんなSFです。 オルダス・ハクスリー「すばらしい新世界」、ジョージ・オー […]
毎月一回会社のユーザー向けメルマガに「勉強中だよ!レッツくん」という四コマ漫画を連載しています。 脚本は私、絵は同級生のデザイナーゴリランジェロ氏が描いています。 楽しく学べるように、私の会社のキャラクター「レッツくん」 […]
先日、内田樹(たつる)さんの本が押し入れから出てきたので読み返してみました。 彼は合気道の師範でもあります。 以前読んだことがある、合気道の開祖植芝盛平のことばを思いだしました。 開祖植芝盛平の文章を再読して、私はたまげ […]
私の父は91歳、元気に一人暮らしをしています。 日々衰える記憶力というリソースを、なんとかやりくりしながら静かに一生懸命生きていく姿は、まるで地球に戻る「ハヤブサ」のごとくです。 とはいえ高齢ですから、私たち夫婦やヘルパ […]
1999年アメリカで出版され、ピュリッツァー賞などを受賞したジョン・ダワー著『敗北を抱きしめて』を、遅ればせながら読んでみました。 現行憲法誕生の頃、「戦後」の起源について認識を新たにしました。 戦後の世相、東京裁判、憲 […]
百歳まで生きてほしいと思っていた水木しげる先生! 追悼の意を込めて、2011年に書いたブログを再掲します。 妖怪となって、あるいは「のんのんじい」となってまたこの世に現れてほしいものと切に思います。ボーディースバハー。 […]
中川一政は私がとても好きな画家です。 (こう書くとあの世から叱られそうな気が・・・) わが宮城県ともけっこうゆかりがある画家です。 戦争中宮城県宮床村(現:大和町)に疎開していたり、郷土の閨秀歌人「原阿佐緒」の息子と彼の […]
浅田次郎著『赤猫異聞』を読んでいます。 作者が登場人物に付けた名前から偶然小説の舞台裏を垣間見た気になりました。 小説の多くは実在の事件や歴史に着想を得て創り上げられます。 有名な事件なら、「あっ、あの事件、あの人物がモ […]
毎月一回会社のユーザー向けメルマガに「勉強中だよ!レッツくん」という四コマ漫画を連載しています。 バックナンバーはこちらでご覧ください。→勉強中だよ!レッツくん 脚本は私、絵は同級生のデザイナーゴリランジェロ氏が描 […]
銀行の講演会といえば、「企業成功者」「金メダリスト」「高級評論家」といったところが定番だったでしょうか。 はっきり言って私は苦手でした。 ところがある年に開かれた講演会は、講師が日本ペンクラブ会長でもある小説家浅田次郎氏 […]
アフリカはタンザニア奥地に住むハザ族は石器時代から今も変わらぬ生活を続けているそうです。 驚くことに彼らはその歴史において一度も争ったことがないのだそうです。 諸子百家に「性善説」と「性悪説」があります。 「性悪説」の人 […]
「人の決算書」もあればいいだろうな~と思っています。 自分の決算書をつくる 会社は毎年決算書をつくります。 これにより、良きにつけ悪しきにつけ一旦けじめをつけて新年度のスタートをきります。 会社とは「働く人の集合体」な […]
思い出すな~、幼き日の冬、おふくろの手は真赤に腫れていました。 洗濯機が来た時の喜びの顔を今でも思い出します。 50年以上も前の時代、電化製品は「救世主」でした。なかでも一番感謝されたのは「洗濯機」だったと思います。 ( […]
私はじめ多くのブンカケイ頭の方々に希望を感じさせる言葉であります。 すぐれた科学者であり文学者であった寺田寅彦の随筆から引用します。 (寺田寅彦自画像) 寺田寅彦は物理学だけでなく海洋学や地震学、音響学にいたるまで […]