Author Archive: kawasima

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うつくしく、やさしく、おろかなり
[ 0 ] 2020年12月28日

うつくしく、やさしく、おろかなり

昨晩、NHKラジオを聴いていたら(故)杉浦日向子さんの特集がありました。 生前の講演での肉声や、NHKテレビの「お江戸でござる」の話が語られ、とても懐かしい思いがしました。 番組では、著書の中からエッセー集『うつくしく、 […]

中川一政「向田さんのこと」
[ 0 ] 2020年12月3日

中川一政「向田さんのこと」

図書館で「中川一政全文集」をめくっていたら「向田さんのこと」という一編を見つけました。 淡々とした文章であればこそかえって向田さんの面影が偲ばれます。 それとともに故人を偲ぶ一政の思い、すーっと冷たい風が体を吹き抜けるよ […]

思いがけない幸福論
[ 0 ] 2020年11月17日

思いがけない幸福論

「人は見かけによらぬもの」と言いますが、「幸せも見かけによらぬもの」であるようです。 「幸せ」を感じる要素のひとつに「相対的な優越」があることは否定できません。 しかし「相対的な優越」というのには、比較する対象が二種類あ […]

カースト制度は感染症対策だった!
[ 0 ] 2020年11月9日

カースト制度は感染症対策だった!

(帝国書院「最新世界史図説タペストリ」ーより) 紀元前13世紀頃、バラモン教の枠組みとしてつくられたカースト制度。憲法で廃止された現代においても根強く残っているそうです。偶然知ったのですが、その起源は実は感染症対策だった […]

欧米人は肉が嫌いだった
[ 0 ] 2020年10月30日

欧米人は肉が嫌いだった

もともと日本人は草食系、欧米人は肉食系。欧米では大昔から脂したたる獣肉にむしゃぶりついていた・・・。 実は違うらしい?そうなったのは19世紀になってから、というお話です。 『文明を変えた植物たち』という本を読んだんですが […]

茨木のり子「友人」
[ 0 ] 2020年10月13日

茨木のり子「友人」

今67歳の私ですが、年年人付き合いが減ってきて、友人と呼べるのは10人に満たなくなりました。 酒飲みしなくなったからかな〜。でも「それで十分ですよ」と、茨木のり子さんの詩が諭してくれました。 この詩は彼女が四十五歳頃の作 […]

本を読むなという「読書論」
[ 0 ] 2020年9月23日

本を読むなという「読書論」

吹く風もすっかり秋めいてきました。いよいよ読書の秋が到来です。 今から6年前、2014年に青色発光ダイオードの発明でノーベル賞が授与された中村修二さんの興味深い話を思い出しました。 その頃のブログに書いていましたので再掲 […]

Godという名のエイリアン
[ 0 ] 2020年8月25日

Godという名のエイリアン

ショートSF「Godという名のエイリアン」 2020年6月、アメリカ国防総省は、過去十数年にわたり米軍パイロットが撮影記録した未確認飛行物体の映像を複数公開した。さらにそれが未だに説明不可能な物体または現象であるというこ […]

人を責めなくてよい職場
[ 0 ] 2020年8月19日

人を責めなくてよい職場

コロナ津波の第二波がもうやってきたようです。。。。ですから、コロナ自粛モードの仕事スタイルは今後も継続していくことになるでしょう。 それは、今後の仕事や社会のコンセプトをも大きく変えていくことになるでしょう。いったいどん […]

風呂敷のいわれ
[ 0 ] 2020年8月8日

風呂敷のいわれ

お風呂に敷いたから風呂敷なんだそうです。へ〜〜〜、そのまんまじゃありませんか! 風呂敷は日本文化を代表するツールです。 「お風呂に敷いたから風呂敷」とは、そのものズバリでかえってびっくりします。 お風呂に敷いたから風呂敷 […]

ヘルメット・ワールド
[ 0 ] 2020年6月19日

ヘルメット・ワールド

「さてと、、、今日は届いているかな?」私の朝は玄関前のポストを確認することから始まる。たぶん多くの人と同じように。しかし、ポストの中に確認したい物は、私以外の人とはまったく異なる。それは未来から届く手紙だから。 →この話 […]

大人の童話「一番暖かい服」
[ 0 ] 2020年6月7日

大人の童話「一番暖かい服」

ノボノボ童話集より 一番暖かい服 ここはアメリカの大都会。 超高層ビルの谷間にはスラム街がある。 今年の冬は例年よりも厳しい寒さ。 それに不景気が追い打ちをかけて、 貧しき人々は涙さえ凍るようだった。 ・・・・・・・・ […]

ITは人を活かすためにある
[ 0 ] 2020年5月15日

ITは人を活かすためにある

とても不思議なことに思えますが、以前はパソコンもスマホもインターネットもないのに仕事がきちんとできていたのです。今でも、生産、営業部門では、ITにあまり依存せずに仕事ができている会社は多いと思います。その「現場力のおかげ […]

コロナに書かされました!
[ 0 ] 2020年5月10日

コロナに書かされました!

自分の人生履歴書「私の年譜」なる本を、本日(2020/3/25)ようやく書きあげました! いつのまにか前期高齢者になっていた私。。。もしかしたら、「コロナに当たってコロリ!」なんてこともありえます。 職歴多彩で曲り道だら […]

侍イソガイ・タケツラの伝説
[ 0 ] 2020年4月11日

侍イソガイ・タケツラの伝説

ショートSF 侍イソガイ・タケツラの伝説 (戦いの行方) 今から五百年も前、紀元四千年頃の話である。人類軍ユーラシア方面隊に、知略と武勇に優れたイソガイ・タケツラという将校がいた。歴史上かつてない激戦だった第三次電魔大戦 […]

木を見る西洋人 森を見る東洋人
[ 0 ] 2020年3月18日

木を見る西洋人 森を見る東洋人

もしすべてが違っているとしたら? 「論理的に正しい文章は、日本語であれ英語であれ正しいことに変わりない」 「同じ絵を見ている中国人とアメリカ人がいれば、彼らの脳裏に映る画像は当然同じものである」 これらが。 2004年に […]

ダウンロード
[ 0 ] 2020年3月2日

ダウンロード

下記ファイルはここからダウンロードできます。 ・「経営シミュレーターの効用]PowerPoint) ・「リスクを小さくする経営」(pdf) ・「リスクを小さくする経営2」(PowerPoint) ・「未来を創る経理」(p […]

お客様はだれ?
[ 0 ] 2020年2月8日

お客様はだれ?

  バックナンバーはこちらでご覧ください。→勉強中だよ!レッツくん 第1シーズン第1話から100話までを収録した書籍版「勉強中だよ!レッツくん」がレッツショップで購入可能になりました。ご興味ある方はどうぞ!→レ […]

「あじのもと」な日々
[ 0 ] 2019年12月26日

「あじのもと」な日々

この話は極めて個人的な嗜好に関する戯れ言、愚痴の類いですので、意見や嗜好が異なる方はあまり目くじら立てずサラッと聞き流していただければ幸いです。 (ミツバチの蜜蝋で作られたろうそくはほのかな香りがgood!です) 巨大ス […]

百芸を知って一芸に秀でる
[ 0 ] 2019年12月8日

百芸を知って一芸に秀でる

フリーランスをめざす人が増えてきたのは個人的に喜ばしいことだと思っています。自分の仕事と生活を重ねあわせ、無理をしない生き方を選択するのは望ましいことだと思います。 しかし、どうも自分の狭い専門知識や技術だけで何とかなる […]

チョイ飲み爺いに、チョイ朗報
[ 0 ] 2019年11月30日

チョイ飲み爺いに、チョイ朗報

年々歳々「髪の毛と共に減りゆく酒量かな」の私でありますが、今でも夕方5時から6時までの独り居酒屋は一日のゴールデンタイムです。 毎晩夕飯前、日本酒1合から1合半くらいを、洋楽を聴いたり本を眺めたりしながら、飲むと言うより […]

山の優劣
[ 0 ] 2019年11月15日

山の優劣

東京のある大学に入ったが一年もしないうちにやめてしまった。その頃若気の至りで小難しい本にかぶれ不眠症気味だった私は、東京という大都会になじめず孤独感にさいなまれていた。そのせいか、朝から晩まで数年前から病みつきとなってい […]

新しいITは新しいコンサルで
[ 0 ] 2019年11月7日

新しいITは新しいコンサルで

今日、とても感動したことがあります。相棒クマさんのコンサル助手で何度かお伺いしている岩手県の工場でのことです。席に着くやいなや、女性のIT推進メンバーがニコニコ顔で「この動画、クマさんにぜひ見ていただきたいんです!」と言 […]

土手としわ寄せの話
[ 0 ] 2019年10月24日

土手としわ寄せの話

台風19号を甘く見ていました。。。近所は床上浸水、わが家はギリギリ床下浸水ですまましたが、車は3台冠水でとんでもない修理金額がかかりそうです。 4年前に書いた(描いた)この漫画のとおりとなりました。2015年9月の水害で […]

安藤ロイド氏の数奇な人生 
[ 0 ] 2019年10月2日

安藤ロイド氏の数奇な人生 

ショートSF 安藤ロイド氏の数奇な人生 (ウラジーミルとナツコ) チューリングテストを初めて突破した人造人間が、安藤ロイド氏であったことを知る人はほとんどいない。それどころか、彼が第一の人生を終えた2065年に至るまで、 […]

「世界史としての日本史」一気読み
[ 0 ] 2019年9月10日

「世界史としての日本史」一気読み

『世界史としての日本史』(小学館新書)を一気に読み終えました! 実にしっかりした資料や知識にもとづく世界史的観点、明晰な分析、興味深いエピソードの数々。何より、とっても読みやすい!「自虐史観」の方も「自尊史観」の方も、こ […]

「まろ」の顔
[ 0 ] 2019年9月1日

「まろ」の顔

運動会シーズンとなりました。半世紀以上前、昭和の運動会のエピソードです。 「まろ」の顔 中学三年生のとき、秋の運動会での出来事だった。 あの頃の運動会は、応援合戦という出し物があって、クラスそれぞれ趣向を凝らしたものだっ […]