風呂敷のいわれ

[ 0 ] 2020年8月8日

お風呂に敷いたから風呂敷なんだそうです。へ〜〜〜、そのまんまじゃありませんか!
風呂敷は日本文化を代表するツールです。

「お風呂に敷いたから風呂敷」とは、そのものズバリでかえってびっくりします。

お風呂に敷いたから風呂敷でした。

日本の文化のひとつとして、さまざまな物を包む時に使われている風呂敷。

あの布を、なぜ風呂敷と呼ぶのでしょうか。

それは、まさしく「お風呂に敷く布」だったようです。

名称の起源は、奈良時代の大寺院の沐浴施設にあったという説があります。

蒸気のお風呂だった当時の施設において、人々は蒸気浴室の床に自分用の布を敷いていました。

また、浴衣を持参したり、脱衣を包むためにも使われたのが風呂敷だったというわけです。

歴史の中で受け継がれてきた風呂敷を、もつと身近に使ってみるのはどうでしょう。

大切な人への贈り物を包むだけでなく、普段の買い物にエコバッグとして持っていく。

柄や包み方にもこだわって、物に応じておしゃれに包んでみる。

何でも包むことができて、デザインも楽しめる風呂敷の魅力が、見直されているようですよ。

(「啄木鳥通信」冬号より)

そういえば、慶弔で使う「袱紗(ふくさ)」というのも語源がよくわかりませんでした。

実はこれも「風呂敷」の一種だったんですね。

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袱紗(ふくさ)とは

袱紗は元々は貴重品などが収蔵された箱上に掛けられていた風呂敷である。

その風呂敷が贈答品を運ぶ時の汚れや日焼け防止として用いられるようになり1枚の布地から裏地付きの絹製で四方に亀房と呼ばれる房付きのものに変わり、慶弔行事の金品を贈る時の儀礼や心遣いとして広蓋(黒塗りの盆)と併せて用いられるようになった。

(wikipediaより)

「ふくさ」の語源

「ふくさ」ってそもそもどういう意味があるんだろう?

お金を包むためだけのもの?

なかなかイメージがわきません。

でも、「機能」ではないということはお伝えしたいと思いながら色々な文献を調べていたらこんな言葉が出てきました。

「ふくさめる」

聞いたことありません。

私は知りませんでした。

「ふくさ」という言葉はモノの名前ではなく、元来形容詞として生まれた言葉でした。

硬いモノに対して「やわらかい、ふっくらした」ものであるとか正式なものに対して「略式」であるという意味があったそうです。

→ふくさ(袱紗)の語源は「ふくさめる」

ついでにもうひとつ「ズダ袋」についても調べてみました。

学生の頃、乱暴に(ズダボロに)扱っていいような丈夫な袋だからそう呼ばれるのかな〜と思っていました。

「ズダ袋」が「頭陀袋」であること、形状が大きな袋と思ったいたのがショルダーバッグに近い物であると知ったのはだいぶ後からでした。

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ネットで調べてみましたが、日本固有のものかどうかよくわかりませんでした。

頭陀袋(ずだぶくろ)とは

「頭陀(ずだ)」とは、梵語のDhūta(ドゥータ、意味:払い落とす、棄捨)の漢訳音写であり、仏教の僧侶が行う修行(頭陀行、乞食の行)のことである。

したがって、頭陀袋とは、本来この頭陀行を行う僧侶が、携行用に用いた袋のことであった。

頭陀袋は本来、衣食住の欲を払い落とす“頭陀行”を行う僧侶が用いるものだったため、構造は非常に簡素である。

最も単純な構造のものは、一枚布で袋部分から蓋までを兼ねる。袋の両端には穴を開け、首から提げるための紐を縛りつける。

近代では、上記の仏教における“頭陀袋”という語から転用され、一般的な運搬用の袋をも指して呼ばれるようになった。

現代では、袋にマチをつけたり、内部を仕切る構造にしたり、紐についても縛るのでなく直付けのものもある。

ただし、それらは単なる和風ショルダーバッグと認識される場合もある。

(wikipediaより)

知ってるようで知らないことは、いくつ歳を重ねてもたくさんあるものです。

これじゃ「あの世」にいってからも、「勉強、勉強!」の日々かもしれませんね。

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