中川一政 剛毅木訥

[ 0 ] 2015年12月9日

中川一政は私がとても好きな画家です。

(こう書くとあの世から叱られそうな気が・・・)

わが宮城県ともけっこうゆかりがある画家です。

戦争中宮城県宮床村(現:大和町)に疎開していたり、郷土の閨秀歌人「原阿佐緒」の息子と彼の娘が結婚したりとか。

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彼は洋画界の三筆ともいわれた個性的な書家でもあります。

ズバリ古武士である彼の書は「剛毅木訥(ごうきぼくとつ)」、迷いのない一筆入魂です。

洋画界の三筆とは中川一政、熊谷守一、梅原龍三郎であると、私は若き日の画廊勤務の頃に教えられました。

なぜ今「書」の話なのかというと、先日NHKで「空海 至宝と人生」という特番を見て圧倒されたからです。

また私のfacebook仲間に優れた「書」のデザイナーがいるのですが、彼の作品を見て触発されたこともきっかけの一つです。

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さて、きょうは中川一政の画文集「いのち弾ける!」より、「書」に関連する作品のなかから一部抜粋してご紹介します。

ちなみにこの本は、十数年前仕事で石川県に行ったときに寄った「白山市立松任中川一政記念美術館」で購入したものです。

あっ!、書画の前に写真を一つご紹介、これは周恩来と仲良く撮った写真ではありません。

彼をムッとさせたという時の写真です。

一政の面目躍如です。

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さ~、彼のサビのきいた書画をご覧ください。

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参考
いのち弾ける!

by NOBO

Category: キラっと輝くものやこと, ユニーク人生, 伝えたいこと, 大切なこと, 美しいこと

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