頑張れ!チョロQ「ソフトカー」

[ 0 ] 2011/10/14

 被災地石巻に「チョロQ」のような面白い車登場です!その名は「ソフトカー」。この車、単なる一人乗り電気自動車ではないんです。車中心社会の現状を大きく変えるコンセプトと、それを実現するユニークなしくみがある「未来の車」なのです。

 まず、朝日新聞の記事からご覧ください。soft.jpgのサムネール画像

このソフトカーのコンセプトはユニークです。
市街地から車をしめだそう、ではなく「市街地で車と人が安全に共存しよう」という考えなのです。

そのためのしくみが、GPSを利用した場所毎最高速度自動制限機能です。場所に応じて最高時速を2,4,6,15,30,60,100キロの間で任意に設定できるのです。歩行者中心の場所では歩行者の速度しか出せない車、だから「door to door」という車の利便性も損なわずに共存できる。

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小栗教授がコンセプトを話しています。こちらの動画もどうぞ。

そのソフトカーが「どうして石巻で?」

提唱者の小栗幸夫享受のブログ「ソフトカー・ダイアリー」から引用させていただきます。

● ソフトカーであってもあの津波の状況であれば惨事を招いた。しかし、「クルマを使わない」、「いまは移動しない」という判断がありえた。


送迎バスの行動に誤りがあったらしいことはわかった。しかし、ソフトカーだったら防げたの?みなさんはそう質問されるかもしれません。

私の答えはこうです。

(回答の前提として、「ソフトカー」は「一人乗りの電気自動車」ではないことを説明します。「最高速度の制御と表示の装置を組み込んだ車であれば、どんな車もソフトカーになる」、そこが重要なところです。)

ソフトカーであっても、津波にむかって走らせてしまったら、そして、その中にこどもを乗せていたら、惨事はおこりました。

しかし、幼稚園バスがソフトカーだったら、そして、石巻で使われるすべての車がソフトカーだったら、「移動に車を使うべきが、使うべきでないかをドライバーは判断した。津波の中ではバスを使ってはいけない、と判断した可能性は高い」と私は思います。

いま、石巻では、そして、ほとんどの地方都市や、大都市の郊外では、「外に出ること=車で移動すること」という公式がほとんどの人の頭に組み込まれています。200m先の店でたばこを買うときも車で移動する。こどもは外で遊べす、学校や遊園地にいくときも親に送り迎えしてしてもらう。高齢者は家に閉じこもる。

ソフトカーの速度制御システムは、家の近くの道では自動車速度が歩行者と同じ、あるいは、速くても時速15kmに制御されます。家の近くは格段に安全で、歩いたり自転車で移動したほうがむしろ便利、という状態になります。

近隣では車より歩行や自転車が優位に立つ。このことが、都市交通の革命につながります。ドライバーが「車を使うべきか、使わざるべきか」を考える、このことが決定的に重要です。ソフトカーは日常的に、この判断をドライバーに問いかけます。

「外に出ること=車で移動すること」という頭の中にある公式を打破壊する。このことが、非常時に多くの命を助け、平常時の安全で快適なコミュニティ空間の形成に貢献します。

 私は「キタ~!」という感じでとても嬉しい。

 私の財産は、小さい頃ガキ大将中心に年齢差10歳くらいの子供達で遊び回ったこと。それがオトナになった私の感性や発想の原点を支えてくれているのです。それが車社会になって壊滅した・・・。

そのすばらしき過去の世界が復活できるかもしれないじゃないですか!このソフトカー、いや、この車の思想が世の中を変革してくれるのでは、と、とても期待してます。

頑張れチョロQ!!

参考
街全体がわが家の庭

投稿者:ノボ村長 エリア:キラこと 初出:2011/10/14

Category: キラっと輝くものやこと, 役に立つこと

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