三鷹天命反転住宅

[ 0 ] 2010年11月25日

故荒川修作の代表作のひとつが宮城県美術館に所蔵されています。

私は20代の頃画商を夢見て画廊の丁稚のようなことをしていた時期があるのですが、その頃荒川修作の本を買ってダイナミックさにこれが芸術なのか?と衝撃を受けたものです。

実は宮城県美術館にある作品もその類です。物理法則の数式を絵のように描いたとても大きなキャンバスに「false」(虚偽の)と書き殴っているのです。

その本の解説では、ドイツの有名な物理学者に荒川修作の絵を観て長年の疑問が解け偉大な物理法則を発見した人がいると書いてありました。

これはびっくりでした。つまり宇宙の真実を一枚の絵に表していたということで1枚の絵が何万冊の本以上の内容を表しうることを感じたからです。

曼荼羅もこのようなものでしょうか。

さてその荒川修作が建てて実際に人が住んでいる「天命反転住宅」は忍者屋敷のような不便な建てものらしいです。

まだ行ってないのに恐縮ですが、住んでいる子供たちの身体能力が同年齢と比較すると明らかに高い、という新聞記事を読み、これぞ「真の人のための建物」かもしれないと感じました。

恐縮ですが、荒川修作の偉大な独創的コンセプトを紹介させていただきます。

http://www.architectural-body.com/mitaka/


●推薦者:ノボ村長 エリア:独創研究所

 

 

 

Category: 大切みらい研究所, 新しい街づくり

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