13歳の少年が画期的発明
新エネルギー、特に太陽光発電の新技術のニュースが連日のように出てくるのはとても嬉しいことです。きっと、すでに世界のあちこちで温められていたのが満を持してあふれ出てきたのでしょう。先日もこんな記事が・・・
13歳の少年が画期的な太陽光発電モデルを発表し注目を集める
米・ニューヨークに住む13歳の少年が、今までにない画期的な太陽光発電のモデルを発表して注目を集めている。従来の発電パネルは平面のものが一般的だったのだが、彼が発表したのは、木の枝葉をモチーフにした発電モデル。
これにより従来型のものよりも20パーセントも効率的に発電できるという。冬の日の短い時期には、50パーセントも発電効率がアップするというのだ。この発表を行ったのは、エイダン ・ダウヤーさん(13歳)。
現在7年生(中学1年生)の彼は、自然からヒントを得て効率的な太陽光発電のモデルを思いつくにいたった。彼は木の成長過程に着目し、成長するにつれて葉っぱはどのように光を浴びているのかについて考えたそうだ。
その結果、木の枝葉はお互いに光を遮らないようにできており、そのメカニズムは「フィボナッチ数列」に基づいているものであることを知った。そこで、それを元に太陽光パネルを配置し、自ら作った平面パネルと比較して実験を行ったところ、発電効率は木のモデルの方が20パーセント優れており、さらに1日の発電時間も2.5倍長く稼げることがわかった。さらに冬の時期になると、発電効率は50パーセントも上回っていたのである。
このことから、砂漠のような広大な敷地でない限りは、彼の考え付いた木のモデルが活躍する可能性がある。ちなみに、ソフトバンクの孫正義社長は「電田プロジェクト」を推進しているのだが、エイダンさんの発想に習って「電林」を目指すのも良いのではないだろうか。
投稿者:ノボ エリア:キラこと 初出:2011.8.24
Category: キラっと輝くものやこと, 役に立つこと
これはすばらしいです!!
観察力の勝利ですね。
葉っぱが、法則に基づいて付いていたなんて驚き!!
大人はモラルというものをバカにしがちなので、これからは子ども科学者の発明発見に期待したいものです。でも残念なことに彼らも必ず大人になっていくんですね・・
。ためいきなどつかれない「大人」になってほしいものです。