鳥と人との少しいい話

[ 0 ] 2014年4月24日

思いやりとは人間同士だけではないんだな~と感じた、実にじつにちっちゃな「いい話」を偶然読みました。

出会いは「朝勉」のときでした。

ロダン作「考える人」の姿勢ほど洋式便座における理想の姿勢はないそうです。

ですから「朝便は朝勉なり」というのは、とても合理的なことなのかもしれません。

そんな私のお気に入りの朝勉教材は「図鑑」です。

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『里山図鑑』『山菜と木の実の図鑑』『身近な鳥の図鑑』、これら3冊を毎朝ローテーションして眺めています。

今朝は『身近な鳥の図鑑』を眺めていたんですが、タカの仲間「ミサゴ」のページで、その解説にふと心打たれました。

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 腹部が白く、茶色と白のコントラストが目立つミサゴは美しいタカだ。

 体色の模様もさることながら、ほっそりとスマートで、バランスのとれた姿態も美しい。

 ミサゴは私のあこがれのタカだったが、数年前思わぬ場所で出会った。

 それは秋田県の内陸地方の川ぞいにある養魚場だった。

 広い河川敷につくられたその養魚場に、見なれないタカがダイブして魚をつかんで飛び去り、次の日またやってきた。それがミサゴだった。

 ミサゴは上空でたくみにとどまり、スッとおりると、水面にジャブンと飛びこみ、大きな魚をとらえて飛び去った。

 養魚場の人によると、1日1~2匹の魚をとらえていくという。1日1匹でも1年では相当である。

 「でも、タカも生きていくのに必死だし、こないとぎゃくに心配だよ」という。

 人と自然の豊かさを体感できて、とてもうれしかった。

実にじつにちっちゃなエピソードですが、とても「いい話」だと思いました。

生き物は「人間」だけと思っているから、世の中は危険なものだらけ、おかしいものだらけになっちゃうんだろうな~。

ノボ村長

 

Category: キラっと輝くものやこと, ほっこりすること

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