弱いからこそ負けにくい
愛知県に、世界最小のプラスチック歯車の金型で毎年記録を更新している会社があります。
そこの社長さんがかつて話していました。
「企業がしてはだめな競争と、企業がすべき競争がある。
してはだめな競争とは『売上』『シェア』『品揃え』の競争である。
すべき競争とは『技術』『品質』『財務』の競争である」
貴重な言葉だな~と私は常々思っています。
この会社では何に使うか目的など定めずに、毎年ナノサイズの世界最小歯車をつくる金型への技術挑戦を続けています。
収益のための営業宣伝はいっさい不要だそうです。
何に使うかは自分が決めるのではなく、できてから(あるいはできる前から)世界中の大学や企業が用途を考え、常にオファーがあふれ続けているそうです。
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恐竜となって威勢を誇示するよりも、小さくても健康な生き物であったほうが自分も社員も社会も幸せですよね。
(と思うのは自分の器の小ささの言い訳かな?)
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このシリーズは脚本:私ノボ村長、絵:同級生ゴリランジェロ氏のコンビで作成しております。
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