コロナに書かされました!
自分の人生履歴書「私の年譜」なる本を、本日(2020/3/25)ようやく書きあげました!
いつのまにか前期高齢者になっていた私。。。もしかしたら、「コロナに当たってコロリ!」なんてこともありえます。
職歴多彩で曲り道だらけの私の人生行路、娘たちはむろんのこと、女房でさえ記憶はあいまいなことでしょう。なにせ私自身でさえも記憶が飛んできているんですから。
あの世から「俺の人生それと違うよ!」って化けて出なくていいように、記録を残しておかねばと思いました。さらに祖父母や父母、わが家のルーツのことなども書いておこうと思ったのです。
実は3か月前から手を付けていたのですが、根気が続かなくなったせいもあり、なかなかはかどりませんでした。そんな中、2月中頃からコロナの恐怖が急激にレベルアップしてきました。これはうかうかしていられないぞ、と思いスピードアップしたのです。
4冊製本し、1冊は私用、3冊は神棚に隠しておきました(女房と娘2人用。私が亡くなった後少しは役に立つでしょう)
ついでに仕事関連ですが 「未来を創る経理」(私の体験的経理論)なる本も2月から並行して執筆し、こちらは3月3日に書き終わりました。
(こちらは書名をクリックしてダウンロードできます。お読みいただければ幸いです)
コロナのおかげで終活?なんとも複雑ではあります。。。
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「私の年譜」はパーソナルな本なので、「あとがき」だけブログに載せておこうと思います。
あとがき
出生から66年間のわが人生について書いた。きっかけは年々記憶がうすれ、自分自身の過去も、父母、祖父母の過去も、詳しく思い出せなくなってきたからである。私が亡くなった後、遺された家族の思い出のよすがになればと思い、記憶がまだあるうちにまとめようと思った。
書き始めたら、案の定記憶はかなりあいまいとなっていたが、社会に出てから書き続けてきた40数冊の手帳、2003年元旦から書き始めた5年日記4冊のおかげで、なんとかまとめることができた。手帳や日記は自分自身の助手であり、秘書であるのだと、あらためてその価値を知ることとなった。
この本を書きあげるのに、実に3か月以上もかかった。根気が続かなくなったせいもあるが、記憶をよみがえらせたり、期日を確かめたりするのはけっこう大変だった。しかし時間がかかった最たる原因は、当時の情景がよみがえり、胸がいっぱいになることがしばしばだったからだ。だからこそ感情を極力抑え、淡々と書くことに努めた。
読み直してみると、自分の人生をまるで空から見ているような気がする。66年間の人生という長編物語もたったこれだけのページに収まってしまうのか、という少し物足りないような感覚も生じている。しかし、煮詰めて残るエキスは何事においても少しである。あまり量が多いとげっぷが出る。少しだからこそ遺すのにちょうどよいのかもしれない。
人生は3つの時期に分けられると思う。生まれてから社会に出るまでの約20年間が「学生時代」、社会に出てから退職までの40数年間が「社会人時代」、そして退職してから亡くなるまでが「老後の時代」である。学生時代は「学ぶ」、社会人時代は「働く」、老後の時代は「楽しむ」ことが目的だと思っている。
どの時代であっても初めの頃は苦労するようだ。「老後の時代」に入ったばかりの私も右往左往している。「楽しむ」は、実は一番難しいことなのかもしれない。この本を書き上げたので、いよいよ目を過去から残された未来に向けようと思っている。
いつか続編を書ければ実に本望である。
2020年3月25日
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