里山の生活に学ぶ

[ 7 ] 2011年1月7日

あいや~ あんなに小牛田セミナーのブログそっくり紹介していただきましてありがとうございました。そうですね、何かやろうとしている所は似ているような感じがします。正に少しでも「共創」できればいいですね。

utagaki.JPG小牛田セミナーブログのお勧め記事は、奥州市江差で「うたがき優命園」というほぼ完全?に近い、自給自足生活を奥様と子ども二人、家族四人でやっている河内山耕(こうちやまこう)さんです。河内山さんは、埼玉でやっていた高校の英語教師の職を辞め、家を自ら設計・組み立て、動植物のそのままの特性と組み合わせをさまざま工夫し、実に感心させられる実践(生活)をなさっています。

二人の男の子は、帰宅するとごく自然に家の手伝いを普通にしています。奥様は薪を使ったストーブ兼コンロで、全ての、煮る・焼く・揚げるの熱を加えた料理をしてしまいます。火加減は、さまざまな大きさのわっかのような蓋だけで調節しています。そして調理されたその味は抜群の美味そのものばかりです。

何よりも家族全員が生き生きしている、それが全てを物語っています。山はワラビが採っても採ってもまた生えてくるワラビ山があって、誰がやってきて採っていっても河内山さんはそのままどうぞという方です。すごく謙虚で、全く自分たちの生き方に誇りを持っているそんな方々です。

地元のテレビの取材もあり、いつも色々な方が見学や泊まり込んでの実習など申し込まれそれらを受け入れていますが、こんなに来たら、実際毎日やることは無数にあるのに応対が大変だろうにと少し心配になります。小牛田セミナーでは、2009年9月6日に小牛田近代文学館で「里山の生活に学ぶ」というタイトルでの講演会、そして9月13日に参加者を募り、「うたがき優命園」の農場見学を実施しました。参加者からは大好評でした。もう一度企画したいと考えさせられるほどでした。

もともとは、今から10年ほど前からの付き合いのある、後藤一蔵さんの紹介からはじまりました。小牛田セミナーブログからは、アーカイブやこごたセミナーの活動の項目欄で、2009年の8月や9月あたりを探して貰えば関連記事が出てきます。どうぞこれからも小牛田セミナーブログをよろしくお願い致します。「みんなの独創村」にも期待しています。共に楽しみましょう。ありがとうございました。

「うたがき優命園」関連の小牛田セミナーブログです

平成21年度の企画事業の実施月 http://kogota-s.com/2009/09/post-111.html
明日、河内山さんの講演会 http://kogota-s.com/2009/09/post-116.html
河内山さんの講演会 http://kogota-s.com/2009/09/post-117.html
うたがき優命園見学会 http://kogota-s.com/2009/09/post-124.html

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投稿者:斎藤雅春 エリア:キラこと

Category: キラっと輝くものやこと, 伝えたいこと, 大切なこと

Comments (7)

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  1. ノボ より:

    「うたがき優命園」とても興味あります。もし、見学会の写真などがたくさんあれば、「村の仲間たち」に加えたいなと思っています。あったらぜひ教えてください。

  2. 斎藤雅春 より:

    河内山さんのお宅にはパソコンがありませんのでホームページはありません。
    従ってチラシ等は全て手書きです。写真2枚ほど添付します。河内山さんのひとつひとつの説明に興味が沸き、聞き逃さないようについて歩いているうちに 写真撮るのを忘れていました。よくわからない写真ですが、一応送ってみます。
    「うたがき優命園」、一蔵さんといつか行ってみませんか?勿論、河内山さんのご都合が一番ですが、連絡をとってもらって、我々のタイミングが合えば行ってみましょう。これからの厳寒の里山でどんな生活をされているのかも興味がありますが、「自然」の循環をそのまま損なわずに優しく活かしているさまざまな工夫を知るためには、雪が解けて地面が見えて、木々に少し花が咲いてきた頃がいいかも知れません。訪れると真っ先に放し飼いされている豚が見つけて、遠くから走ってやって来て出迎えてくれます。この豚君は、見送りまでしてくれるから可愛いです。
    ここで作っている色々な商品も好評で、手製の味噌はそのまま食べても美味しい
    し、熱湯で溶いた味噌スープも抜群です。さらに可哀想ですがあの可愛い豚君の肉は最高です。 いつかどうですか?

  3. 川嶋信雄(ノボ) より:

    ぜひ行きたいですね!
    ゴリや熊さんも誘ってみますので、その節はよろしくお願いします。

  4. より:

    是非誘ってください!
    自給自足には、理屈では表現できない魅力を感じます。
    沢山のものが溢れている現代、忘れてしまっている人間としての根源を思い出させてくれる気がします。
    不自由さを楽しみ、あるがままを受け入れ、自ら工夫して生活する。
    毎日同じように見える生活でも、実は変化に富んでいて、身近なものから新しい発見がある。
    自分は情報や、物的な豊かさに踊らされてしまっているのだと最近気づきました。
    このような生活に触れて、自分自身が持っていた感性を呼び覚ましたいです。

  5. 河内山 耕 より:

    はじめまして。
    紹介していただいた河内山です。
    昨春より、小さなNPO「里山生活学校」をたちあげまして、(一蔵さんも会員です。)
    それにともない、パソコンも導入いたしました。
    まだ、使いこなせてはおりませんが、「里山生活学校」は、ブログも続けております。
    興味のある方は、ご覧ください。(あまり格調高くありませんが・・・)
    私は、冬場のみ「里山おやじ」の名前で書いております。
    4月~11月、見学会や観察会を定期的に開いておりますので、
    どうぞ、ご参加ください。

  6. 川嶋信雄(ノボ) より:

    ご投稿ありがとうございました。
    「里山生活学校」ブログさっそく拝見させていただきました。
    いいですね! つくりも格調高く、私たちもとても参考になります。
    小牛田セミナーの一蔵先生や雅春さんとは小さい頃からの知り合いで、今度皆でそちらへ行ってみようやと、メールを通じて話し合っておりました。
    春には、ぜひ一度お邪魔させていただきたいと思っておりますので、その節は宜しくお願いいたします。
    なお、みんなの独創村でも「里山生活学校」ブログを紹介させていただきたいと思います。今後もよろしくお願い申し上げます。

  7. 斎藤雅春 より:

     河内山さん コメントとブログの紹介ありがとうございました。私の親友の川嶋君が、「みんなの独創村」なる面白いブログ始めて、小牛田セミナーの記事で何かいい記事あったら紹介してと言われ、真っ先に浮かんだのが河内山さんの「うたがき優命園」でした。河内山さんの了解も得ずに、しかも知ったかぶりして勝手に紹介してしまいました。ブログ始められていたのですね。『里山生活学校』、これは本当に素晴らしいブログです。「越冬蜂たちの会話」・「里山・鶏会議」「吾輩は豚である」そして「里山の猫」・・・。これは面白すぎます。私は声をあげて笑ってしまいました。他のどのページを見ても、ひとつひとつが飽きません。しかし、笑ってはしまいましたが、本当に深い。考えさせられる。動物たちの会話は、動物を知り抜いている河内山さんだからこその会話だと思いました。そこには本当に動物たちを“めんこがっている”、そして動物たちに感謝しているお気持ちが伝わってきました。きっと河内山さんは、同じように木や植物とも会話しているのでしょう。 これからも「みんなの独創村」にコメントなど寄せてください。よろしくお願い致します。
     そして是非、『里山生活学校』のブログを小牛田セミナーのブログでも紹介させていただきたいと思います。みんなで人(一蔵さん)にブログを作らせておいて、多分自分たちのブログすら見ていないのがセミナーのおやじどもだと思いますので、河内山さんのブログを見せて、“ 喝 ”を入れたいと思います。どうぞこれからもよろしくお願い致します。  

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