イカス!スウェーデン

[ 0 ] 2014年11月7日

スウェーデンといえば「イケア」。

語感が似てますが、スウェーデンの「イカス!あれこれ」が最近目に付きます。

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私は「スモールハウス」のコンセプトに共感しています。

必要にして十分、さらに金がかからず、ユニークなデザインと満足できる居住性があれば、「暮らし」のいろんな「無理」は少なくできるのではないでしょうか?

そんなスモールハウスのモデルをつくり、学生住居としてタウン化しようというプロジェクトです。

 収入の少ない学生時代は、なるべく安いところに住みたいものですが、あまりランクを落としすぎるとお風呂やトイレなど生活に不可欠な設備がないアパートになってしまいます。そんな学生の悩みを解決する経済的で環境にも優しい木製住宅を作るプロジェクトが「These Tiny Wooden Houses Are The College Dorm Of The Future」です。

 誰でも広くて大きな家に住みたいものですが、住宅費は一般的に生活費の中で最も高額です。安価なだけの住宅ならどこにでもありますが、トイレなどの重要なエリアを確保する必要があります。そこで、建築会社であるTengbomは、学生でも余裕で持つことができる経済的な「キューブ」を作るプロジェクトを2007年から進めています。

 

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 キューブには、トイレはもちろんのこと、大きなキッチンも取り付けられており、パティオとアーチ型のベッドも設置されています。現在の試作品はこれまでのフィードバックにより改良を重ねてデザインされており、通常のスウェーデンの家賃の半額ほど。キューブは再生可能な木材で建築され、1家屋あたりの二酸化炭素排出量を減少させ、それぞれのキューブの表面積は小さいため、輸送コストを最小に抑えることが可能。また、キューブの内部は冬の季節でも寒さを感じにくく、ソックスを履かなくても大丈夫なほど。

 

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「スウェーデンでは学生住宅はかなり不足しており、建築日数が少なく、資金効率の良い、高品質な建物を社会が必要としています」とTengbomの建築家であるリンダ・カマラさんは言います。スウェーデンの住宅規制法では、学生アパートは最小で25平方メートルまでと決まっていますが、ルンド大学で学生のために設計されたTengbomのキューブは初の例外として認められました。

 

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→引用元はこちら

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「良きデザインは暮らしを救う、生き方を変える」と言いたくなります。

とってもほしい!!「素敵なスモールハウス」です。

ノボ村長

 

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